梅雨時の留守宅をじめじめさせない！(2ページ目)

部屋干しは湿気の大敵です！

梅雨時は部屋干しが当たり前！　そんな風に思っている人はいませんか。実はこれ、お部屋のメンテナンスと健康には大敵の習慣。ただでさえ湿気が部屋にこもりがちなこの季節、洗濯物で部屋にはさらに湿気が充満。温度も湿度も高くなったそのお部屋を、密閉したまま昼間放置してしまったら？　部屋の中にはカビやダニの温床になってしまいます。
昼間仕事で家を空ける人は、不在時の部屋の中の湿気をきちんとコントロールすることと、適切な換気を心がけることがとても大切です。まずは次のポイントを守りましょう！

この季節、洗濯物は、部屋に干したまま出かけないようにしましょう。

締め切った部屋に洗濯物を干しっぱなしにしない！　留守宅だからこそ、この季節には注意したいもの。活用したいのは除湿機です。洗濯物を干す場所、干し方にちょっとした工夫をしてみましょう。

やむを得ず洗濯物を干したまま就寝したり外出しなくてはならない場合は、洗面所に簡易物干し場を作って、除湿機を置いて干しましょう。こうすることで、洗面所が乾燥室に早代わりします。居間や寝室等に干して除湿機をかけてもよいのですが、洗面所の狭い場所で稼動させることによって、短い時間で効果的に洗濯物が乾くのです。結果、電気代も多くかからずに済むことになります。
浴室に浴室乾燥機がついている人は、浴室のドアを開けて洗面所と地続きにした状態で、乾燥機を運転させるのも手です。

いずれにせよ、この季節は共働き家庭なら除湿機は一台は持っていて損はありません。最近の除湿機はランドリー機能もついており、効果的に洗濯物を乾かせることで人気があります。洗濯乾燥に使わないときには、寝室に移動させて寝具等の湿気を取るのに使ったり、押入れやクロゼットのドアを開けて運転して出かけることで、じめじめしがちな収納部分にカビやダニを防ぐ効果もあります。

除湿機一台を家のあちこちで効果的に使うことで、締め切って湿気がこもりがちな家の空気のコントロールをしていきましょう。今の時期に適切に湿気コントロールをしておくことで、梅雨の時期を快適に過ごせるだけでなく、秋以降のおうちの健康も保つことができますよ！

次回は湿気やにおいがこもりがちな場所、カビが生えやすい場所のポイント別対策をお送りします！

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