共働き家庭では、昼間の長い時間、自宅を留守にして締め切ることが多いもの。酷暑・晩暑が続くこの季節、締め切った部屋は昼間の熱を溜め込むだけでなく、空気も淀んでしまいます。夜帰宅してゆっくりくつろぎたいのに、おうちがムッと熱気がこもっていると、疲れも倍増。そんなことのないように、少しでも昼間の留守宅を涼しく保つ方法を考えてみましょう。


・・・INDEX・・・■ 夏の留守宅「帰宅後5分応急処置」■ 日差し対策は防犯視点もしっかり!■ 留守宅換気を心がけよう!

夏の留守宅「帰宅後5分応急処置」


夏の留守宅は灼熱地獄
帰宅したらまず換気、次に気化熱を利用して体を冷やします。

まず、帰ってきたら家が灼熱地獄だった! という場合の応急処置について考えてみましょう。汗だくになって満員電車に揺られて戻ったのに、玄関あけたらおうちがムッ。ついクーラーの「強冷」スイッチに手が伸びてしまいがちですが、ちょっと待って。
昼間締め切っていた部屋をそのまま冷やしても、エアコンの効率が悪いだけでなく、家の中にこもった埃やカビ菌が換気されずに対流してしまうので、健康にもよくありません。夏は帰宅後に5分の応急処置をしましょう!

1、まず風が通り抜ける対面する2箇所の窓を開けて5分換気します。

窓が確保できなければ、一方はキッチンやトイレの換気扇でもかまいません。扉を開放して換気扇を回し、どこか一箇所の窓を開けます。平均的2LDKの間取りのマンションなら、この方法で5分もあれば全体の空気が換気でき、部屋の温度も少し下がります。

2、扇風機があれば、1で開放した窓の対角線にあたる場所のどこかに置いて、“窓に向けて”5分運転します。

扇風機は部屋の内側の人に向けて運転させるのではなく、空気が対流して外に出て行くように、窓に向けて運転するのがポイントです。風の流れができて換気が促進されます。


おしぼり
おしぼりひとつの効果はあなどれません。

3、シャワーを浴びるか、冷えたタオルで首筋や腕、顔を拭いてほてった体を冷やします。

人の体は気化熱を利用すると短時間で効果的に冷えます。あとから帰ってくるパートナーや子どもにとっても、エアコンの効いた部屋にすぐ入るより、気化熱を利用して体をクールダウンさせることが健康のためにも○なのです。夏場は冷蔵庫におしぼりタオルを冷やして出かけるといった工夫もしてみてくださいね。

4、エアコンのスイッチは、1から3を同時に行って5分たったあとにどうぞ。

帰宅後の5分応急処置。これなら今日からすぐにできそうでしょう? 次のページでは、留守宅がヒートアイランドになってしまわないように、日差し対策を考えていきましょう。