若々しいお肌を保つため、日々のお手入れにどんなくふうをしていますか? 毎日のエイジングケアを見直すきっかけになるかもしれない、POLAからの新しい発見です。今回はPOLA商品企画部の二宮さんにお話を伺いました。
お肌の奥深くにある真皮が衰えてしまうと、お肌はハリを失ってしまいます。若々しいお肌を保つためには、真皮内に、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸という真皮成分が十分にあること、さらにコラーゲンがしっかりとした線維束構造をとっていることが必要です。そして、この真皮成分を生成するのが線維芽細胞。エイジングの鍵を握るのは、まさにこれ! 線維芽細胞が老化し働きが鈍くなると、元気な真皮を保つことが出来ず、お肌のハリや弾力が低下します。
線維芽細胞の働きには次の3つがあります。
1.真皮成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を産み出す
2.細胞分裂を行い、線維芽細胞を増やす
3.コラーゲンを束ねて真皮の構造を作り上げる
POLAでは、この線維芽細胞が活発に働くための秘密を発見しました!!
線維芽細胞は、コラーゲン線維に接着していれば、コラーゲンを増やしたり強くしたりすることが出来ます。線維芽細胞はコラーゲンに接着していれば元気に働く、ということは既に知られていることでした。
さらにPOLAの研究でわかったことは、『紫外線などのダメージを受けて老化した線維芽細胞は、コラーゲン線維に接着できずに働けない細胞になってしまう』ということなのです!
線維芽細胞は、コラーゲン線維と接着するための手・足のようなものを持っていて、それがしっかりとコラーゲン線維をつかんで足場としながら、縦横無尽に真皮の中を動き回って働いています。しかし、ダメージを受けて老化した線維芽細胞は、その手足の力が弱くなってしまい、コラーゲン線維をつかめなくなってしまうのです。コラーゲン線維と離れた線維芽細胞は、働くことが出来ない細胞になってしまうというわけ。
働くことができない線維芽細胞をかかえたお肌に、私達がどんなに栄養を与えても無駄になってしまいます。若々しいお肌を保つには、まず初めに、働くことができる線維芽細胞が必要なのです。
それでは、『線維芽細胞』自体を元気に・強くしよう、と考えたのがPOLA。
次回は、線維芽細胞を活発にするエキスたっぷりの『ザ ローション B.A』のご紹介です!