ガイドのレシピ本『ウケるひと皿』を買っていただいた方に、本をより楽しく使っていただくためと、この本の内容が知りたい、というウェブサイトのユーザーの方のために書いた、本に掲載したレシピの解説です。
第三弾は、野菜料理15品についてです。
第一弾の
『大人気! ウケる「男の料理レシピ」ベスト5』、
第二弾の
『ウケるひと皿・4つの極意』も是非見てみて下さい。
タマネギチーズフォンデュ
とろとろと甘いタマネギをベースにしたチーズフォンデュ。チーズだけの場合に比べてくどさを抑え、甘くまろやかな味になります。
チーズにつけるのは野菜やキノコ。ヘルシーなのにゴージャスに見える、もてなし料理です。
この料理はウェブでは公開していません。ごめんなさい。
お坊さんが気絶したナス
不思議なネーミングのせいもあって、サイトで人気のレシピです。夏野菜をたっぷり使った、これからに季節にぴったりの料理。冷蔵庫で冷やして常備菜としても活躍します。
ウェブ上のレシピは
こちらです。
たくさんのキノコのワイン蒸し
いろいろなキノコを買ってきさえしたら、あっという間にできる前菜。できるだけ簡単なレシピを、という要望を受けて作りました。
野菜と木の実のサラダ
初夏~秋にわが家に来たお客様にはたいてい召し上がっていただいているサラダです。要するに、そのときの旬のものを、生で食べられるものは生のまま、火を入れたほうがうまいものは火を入れて一緒にサラダにするだけです。
本ではチーズや松の実、クルミなどを入れていますが、目玉焼きにしたうずらの卵を入れても美味です。
あとポイントは、サラダが水っぽくならないドレッシングです。これでサラダがべちゃっとなるのを防げます。
野菜のパン粉焼き
夏野菜を炒めて、アンチョビなどを入れたパン粉をふりかけた、フライパンだけで作れるレシピです。これを耐熱皿に入れて出すと、ほとんどの人がオーブン料理と間違えたりする、ハッタリレシピ(笑)。このレシピのパン粉は、貝やイカ、パスタなどにかけても美味で、いろいろと応用できます。
塩ゴーヤ
昨年の夏のわが家のヒットレシピ。あまりに単純でレシピとして載せるのもはばかられるのですが、まあ、おいしいので載せました。夏の間、ボリボリ、パリパリ食べたり、
鰹節和え(本では「鰹節和え」、ウェブでは「ごま油風味」となっています)や
蜂蜜漬けにして食べてみてください。
ウェブ上のレシピは
こちらです。
回鍋ポテト
フライドポテトにさらに味を加えることをテーマにレシピを作りました。
まずは、回鍋肉と同じタレと一緒に炒めたもの。
これは実は、冷めてしまったフライドポテトを再生する技でもあります。揚げたてで供すことのできなかったフライドポテトは、こうやれば、再びアツアツでおいしく食べられるのです。
アンチョビポテト/バルサミコポテト
回鍋ポテトと同じコンセプトで、アンチョビとレモンを加えたもの、バルサミコ酢にからめながら炒めたフライドポテトです。
じゃがいものチーズ焼き
子供から大人まで誰もが喜ぶ簡単レシピ。子供でも作れると思うので、親子一緒に作るのも面白いかも。本だけにしか掲載していませんでしたが、6月7日にサイトにもアップしました。
ウェブ上のレシピは
こちらです。
ヒヨコ豆のクルミ和え
これも混ぜるだけの簡単レシピですが、クルミ、ゴマ、パプリカ、ヒヨコマメなどの中東風の組み合わせが以外で、非日常感を出すことができます。カイエンヌペッパーなどを入れて辛くしてもうまいです。
焼きナスのサラダ
サイトでは、『焼きナスヨーグルト』というタイトルで掲載していたもの。本のものはニンニクが入らず、サイトのものはニンニク入りです。
ウェブ上のレシピは
こちらです。
ニンジンとリンゴのサラダ
すりおろしたリンゴとニンジンに、アツアツに熱したクミン入りの油をじゅわっとかけます。本の中に掲載した野菜料理で、
一番のおすすめを強いてあげればこの料理でしょう。意外な組み合わせで、なおかつ皆が喜ぶおいしさだと思います。
さて、以上、いかがでしたでしょうか? 次回は、酒の肴、おつまみレシピを解説してゆきます。お楽しみに!
『大人気!ウケる「男の料理レシピ」ベスト5』
『ウケるひと皿 4つの極意』
関連書籍
ウケるひと皿(土屋敦(著)/メディアファクトリー)
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