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フライドポテトの決定版 澄ましバターで揚げじゃが!

フライドポテトもひと手間加えれば、想像もつかないほど、おいしく、洗練された料理に仕上がります。ビールのお供に最高ですが、ワインとも合います。秋の夜長をこんな肴でたのしんでみませんか?

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

揚げじゃが
バターの香りが食欲を誘います
ひと手間加えるだけで、ただのフライドポテトがぜいたくで洗練された料理に変身します。決め手はバター。さらにバルサミコ酢があれば完璧です。ビールだけでなく、ワインの肴にもなりますよ。



材料

材料
自家菜園のジャガイモと香草。佐渡のバター。すべてメイド・イン・佐渡
ジャガイモ:600~700g
バター(有塩):100g程度
パセリ(生葉を刻んだもの):大さじ1
タイム:一枝
バルサミコ酢(あれば):大さじ1



澄ましバターを作る

まずは澄ましバターを作ります。バターを溶かして浮いてきた不純物を取り除くだけ。とても簡単です。
澄ましバター自体は無塩バターでも出来ますが、このレシピでは一度取り除いた塩味付きの不純物を再利用するので、必ず有塩バターを使ってください。

バターを溶かす   溶けたバター
小さな土鍋や厚手のミルクパンなどを使うとよい →  やがて泡が上に浮く

鍋にバターの塊を入れ、弱火で溶かしていきます。すべて溶けると表面に泡が浮いてきます。そのまま1分ほど置くと、泡とバターがはっきり分離してくるので、泡をレードルですくい取ります。
この泡はあとで使うので、別の容器に移してとっておきます。


不純物
底に残った不純物
泡をすくったら、澄んだ黄色の脂分をテフロン加工のフライパンにそっと流し入れます。底には白っぽい沈殿物が溜まっているので、それは入れないようにします。
この沈殿物もあとで使うので、捨ていないでとっておきます。

澄ましバター作りはおしまい。澄ましバターを使うと、香りやコクが違います。クルトンや魚を揚げるのにも最適。是非やってみてください。

>次ページではこのゴージャスな揚げ油で、ただの「揚げじゃが」をワンランク上の料理に変身させてしまいます!
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