アロマテラピー/アロマテラピーのお役立ち情報

二の腕プチプチ肌はアロマケアですべすべ

二の腕や脚のプチプチ、ざらざら肌をハーブ湯とオイルマッサージでさらさら肌にする方法をご紹介します。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

乾燥の季節だからなのか、忙しい毎日からくるストレスか、気づくと二の腕や太もも周辺にプチプチ・ザラザラ・鮫肌が…ハーブとアロマのパワーを使って治す方法をご紹介します。半そでや足を見せる機会が増える春までに美しい素肌を手に入れましょう。


STEP1 ハーブパワーで狂ったターンオーバーを整える

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肌の調子が悪いと気分まで落ち込みます。肌と心にも働きかけるアロマテラピーで見た目も中身も健康になりましょう。
まだまだ寒く乾燥する季節。肌は潤いをなくして悲鳴をあげてターンオーバーも乱れがち。ターンオーバーとは通常、1ヶ月ほどの周期で肌が新しく生まれ変わるサイクルをいいます。もともとお肌はたくさんの層でできていますが、下(つまり体内の奥)から新しい細胞が押し上げられてきれいな肌ができます。同じ人でも季節や体調によってリズムがいろいろで、例えば日焼けなど肌のリカバリー(回復)が望まれる場合、周期は短くなります。

寒い季節はどうしても肌のターンオーバーが乱れるそうです。そのため新しい肌細胞が生まれにくくきれいな肌状態を保つことができません。肌のリカバリーが遅くなり気がつくと肌がプツプツ、ざらざらの鮫肌状態に!

そこで、乾燥とターンオーバーが狂い気味の肌におすすめのドライハーブを使ったハーブ湯を実践してみませんか。

肌を美しくするカレンデュラでハーブ湯

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日本ではトウキンセンカと呼ばれるカレンデュラ。お風呂に入れるのがもったいないぐらい(!?)の素晴らしいハーブです!生理痛で悩む方はハーブティもおすすめ。
お風呂で使いたいのはカレンデュラ。ポットマリーゴールドともいいます。黄色の花を乾燥させたものはハーブティとしてもよく飲まれ、古くから治療効果の高いハーブとしてスキンケアなどで使われてきました。カレンデュラは抗炎症作用など肌の調子を整えることに優れるハーブで、吹き出ものを抑え肌をしっとりなめらかにします。今回はカレンデュラをガーゼに包んだものを「ハーブバスボール」と名づけてみました。


ハーブ・バスボールの作り方

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お湯にうっすら色がついて「効きそう~!」
【1回分】
(1)乾燥したカレンデュラ1/2カップをガーゼで包み込み糸や紐でしばります。
(2)洗面器に熱湯を注ぎ(1)を入れて10分置きます。
(3)浸出したハーブエキスごとバスタブに入れます。包んだハーブボールはそのまま浴槽に浮かべて入浴できます。

あとはゆっくり浸かるだけ。香りはいかにも薬草といった感じでむしろ薬効を期待したお風呂です。
※1)エキスの中に有効成分が出ているためハーブは繰り返し使えません
※2)浴槽はその日のうちに湯を抜いて軽く洗ってください。残り湯を洗濯には使用しないでください。


毎日のバスタイムは肌を清潔にするだけでなくリラックス効果も抜群。だけどその後の保湿をしないと石鹸などの使用によって潤い不足にすることもあります。そのため、お風呂上がり少し休んだら体が冷えないうちにオイルマッサージを実践します。お肌をつるつるにしてくれるアロマトリートメントで仕上げましょう!

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