◎あると更に便利、上級編
<ガラス棒>
エッセンシャルオイルと水やアルコールを混ぜるときに使います。基本的にアロマテラピーで使う器具は食べ物で使用する器具とは別にします。例えば簡単に計量するときに計量スプーンを使うことがありますが、アロマテラピー用には別に用意しましょう。このガラス棒の代わりに食事に使う器具などを使用するのも避けます。ただ、ガラス棒が手元にない場合は、竹串などで混ぜ、使い捨てにするといいでしょう。
<ピペットとスポイド>
1mlや2mlといった極少量の計量に必要なのがこのピペットです。手作り自然香水作りには欠かせませんね。ガラスでできていますが、上部がゴム製のものが多いため、アルコールや水の計量に使用します。細いため洗うことがなかなか難しいので、キャリアオイルやエッセンシャルオイルは避けてください。またスポイドはエッセンシャルオイルやアルコールを移したり、ガラスビーカーで作った香水を遮光ビンに入れたりする際にも使えます。
<メスシリンダー>
これも極少量の計量としてはとても便利な道具です。0.1ml単位で1mlからで5mlまで計量できるものや、0.2ml単位で2mlで20mlまで計量できるものなどが手にいれやすいでしょう。
<乳棒、乳鉢>
硬いハーブの種や実、樹脂などを砕くときに使用します。またカオリンを練り混ぜてパックを作ったりする際にも使用できます。これももちろん料理用とは別にしておきましょう。。ハーブを砕くだけならいいのですが、エッセンシャルオイルや樹脂が入ることを考えると別に準備するのをオススメします。
●お手入れ方法
ガラスビーカーや遮光ビンは使用後、中性洗剤でよく洗いぬるま湯で流した後、熱湯で消毒するか、アルコール(無水エタノールやウォッカ)を容器に入れよく振って消毒し、そのまま自然乾燥させます。しかしビンの場合、中をきれいに洗うのは難しいため、私はほとんど使い捨てにしています。ガラスビンのガラス部分は香りは付着しませんがキャップやキャップの裏側のプラスティクの部分には香りが残ってしまいます。ピペットやメスシリンダーはアルコールと水のみを計量し、油やエッセンシャルオイルには使用しません。家庭ではキャリアオイルを極少量で計量する場面はほとんどないでしょう。使用後はアルコールで消毒すればOKです。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。