アロマテラピー/アロマテラピーのお役立ち情報

年末年始の暴飲暴食に お腹の調子を整えるハーブティ

年末年始といえば、ご馳走を食べたりお酒を飲む機会も増えます。そんなときにオススメなのがハーブティ。調子の良い胃腸で年末年始を楽しみましょう。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

外食の機会が増えたり、お酒を飲むことの多くなる年末年始。
せっかくのイベントも胃腸の調子が悪いようでは台無しです。そんなときにオススメなのがハーブティ。
食べすぎ、飲みすぎにハーブティ、いかがですか?



■□つまりハーブティって?■□
すっかりお馴染みになったハーブティ。フランス語ではtisane(ティザーヌ)やinfusion(アンフュージヨン)と言います。日本では薬草茶とでも訳されるでしょうか。ヨーロッパでは非常になじみのある飲み物として古い歴史があります。


さて、このハーブ。ハーブとはもともとラテン語でHerba(ヘルバ)つまり<草>、という意味からきた言葉です。ハーブは世界中で古くから研究され、健康維持や治療に用いられた歴史があります。いろんな解釈があるでしょうが、現在の日本でハーブといえば、香りと薬効を持つ本草と考えていいでしょう。ラベンダーやバジルなら誰しもご存知ですよね。またシソやミョウガ、ショウガといった日頃の食卓でお馴染みのものもハーブといえそうです。そのハーブをお湯で抽出した液を飲む、これがハーブティです。ハーブのもつ水溶性の成分を内服するわけです。日本でいうなら、風邪に生姜湯、喉の痛みに大根を蜂蜜で漬け込んだものというように民間療法的に続けられている、これがハーブティです。


■□アロマテラピーとの関連性は?■□
アロマテラピー(芳香療法)とハーブの関連性はアロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルの原料に多くのハーブが使われているということにあります。例えばラベンダーやカモミール、バジル、ジンジャーなど、ご存知の方も多いでしょう。これらのハーブを生、または乾燥させてエッセンシャルオイルは採られます。


■□ハーブティのここがスゴイ■□
ハーブティにはカフェインなどの刺激物が少ないのが特徴です。もちろんハーブの種類によっては、刺激の強いものがありますが、簡単に手に入る多くが低刺激のもの。ただし妊娠中の方はショップか製造元に聞いてから購入しましょう。また、ハーブティで使うドライハーブはただ乾燥させただけ。何ら人の手は加えられていません。その香りは人工的には出せない自然のままの香りなのです。


■□ハーブティのいれ方■□
基本的には紅茶と同じです。ポットにハーブを入れ、熱湯を注ぎます。約3~4分置いて、カップに注ぎます。種子や根などの固いものは5分程置きます。


■□ハーブティをブレンドする■□
ハーブティのブレンドレシピについての情報は今や書籍でもインターネットでも数多く存在します。一体どれから?と思う人も多いでしょう。今回はこの年末年始にピッタリなもので、おいしいものをわたくしがいくつかご紹介します。今までやってみようと思いつつなかなか手が出なかった人も、これを機に自分でブレンドにチャレンジ♪ティーバッグとはやはりおいしさが違います。
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