赤ワインを使った牛丼レシピ!牛丼屋の味をワインで再現
いつもの牛丼の味をワンランクもツーランクもUPさせるのは、赤ワインのほのかな酸味と、カラメルの微かな苦味と香ばしい甘味、和と洋のあわせダシ。たかが牛丼、されど牛丼、ただものではない牛丼の作り方を紹介します。
牛丼屋の牛丼の材料(4人分)
牛丼屋の牛丼の作り方・手順
牛丼の作り方
1:鍋に砂糖と水を入れて火にかける
鍋に三温糖と水大さじ1(分量外)を入れて中火にかけて煮詰める。 薄く焦げ色がついて、カラメルのいい匂いがしてきたら、鍋をまわして均一な色にする。
三温糖の代わりに白砂糖でも可。プリンのような完全なカラメル状態でなくて、ほんのり色づく程度で良い。2:カラメルソースを赤ワインとみりんで伸ばす
火から外して赤ワインを一気に加え、鍋をゆすって混ぜる。再び火にかけ、みりんを加えて煮溶かす。
3:水、調味料、香味野菜を加えて1~2分煮る
水、固形スープ、かつおダシの素、叩いたニンニクとショウガ、醤油、塩、コショウを加え、1~2分煮て火を止めて冷ます。
牛丼のタレは多めに作り、冷めたら空き瓶などに詰めて冷蔵庫で保存しておくと便利です。すき焼きの割り下にも使えます。 4:たまねぎと牛肉を切る
たまねぎは半分に切り、繊維に直角に、幅5~7mmにスライスする。牛肉は2~3cmに切る。
5:タレが煮立ったらたまねぎを煮る
【3】のタレを火にかけ、煮立たったらニンニクとショウガを取り除き、たまねぎを入れて煮る。
6:牛肉を入れて煮る
たまねぎがしんなりしたら牛肉を入れて、箸でさばきながら煮る。
ここで、豆腐とエノキ茸を足して煮て、皿に盛れば牛皿になる。7:牛肉が煮えたら火を止め、冷ます
牛肉に完全に火が通ったら火を止める。食べるまで蓋をしてそのままにしておき、味を染み込ませる。
8:食べる直前に温め、卵と紅生姜を添える
食べる直前、鍋に火を入れて温め、丼によそったごはんの上に、網じゃくしで具を盛る。真ん中に温泉卵を落とし、紅生姜を添える。
ガイドのワンポイントアドバイス
赤ワインとカラメルソース、かつおダシと固形スープで味に深みを出します。さらに、「できたタレを冷ます」「煮上がった玉ねぎと牛肉を冷ます」、この2度の冷ましも重要なポイントです。冷めるまでの間にタレがまろやかになり、具材に味が染み込んで馴染みます。また、今回は簡単にインスタントダシを使って作りましたが、鶏肉や豚肉のゆで汁(固形スープと違って塩味がついてないので、塩を少量足す必要あり)にインスタントかつおダシを加えたり、他の料理に使って余った和風出汁に固形スープを足すなどして作れば、無駄が出ず、おいしいタレも出来て一挙両得です。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。