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所要時間:15分
カテゴリー:丼、牛丼
赤ワインを使った牛丼レシピ!牛丼屋の味をワインで再現
いつもの牛丼の味をワンランクもツーランクもUPさせるのは、赤ワインのほのかな酸味と、カラメルの微かな苦味と香ばしい甘味、和と洋のあわせダシ。たかが牛丼、されど牛丼、ただものではない牛丼の作り方を紹介します。
牛丼屋の牛丼の作り方・手順
牛丼の作り方
1:鍋に砂糖と水を入れて火にかける
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鍋に三温糖と水大さじ1(分量外)を入れて中火にかけて煮詰める。 薄く焦げ色がついて、カラメルのいい匂いがしてきたら、鍋をまわして均一な色にする。
三温糖の代わりに白砂糖でも可。プリンのような完全なカラメル状態でなくて、ほんのり色づく程度で良い。2:カラメルソースを赤ワインとみりんで伸ばす

火から外して赤ワインを一気に加え、鍋をゆすって混ぜる。再び火にかけ、みりんを加えて煮溶かす。
3:水、調味料、香味野菜を加えて1~2分煮る
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水、固形スープ、かつおダシの素、叩いたニンニクとショウガ、醤油、塩、コショウを加え、1~2分煮て火を止めて冷ます。
牛丼のタレは多めに作り、冷めたら空き瓶などに詰めて冷蔵庫で保存しておくと便利です。すき焼きの割り下にも使えます。 4:たまねぎと牛肉を切る
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たまねぎは半分に切り、繊維に直角に、幅5~7mmにスライスする。牛肉は2~3cmに切る。
5:タレが煮立ったらたまねぎを煮る
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【3】のタレを火にかけ、煮立たったらニンニクとショウガを取り除き、たまねぎを入れて煮る。
6:牛肉を入れて煮る
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たまねぎがしんなりしたら牛肉を入れて、箸でさばきながら煮る。
ここで、豆腐とエノキ茸を足して煮て、皿に盛れば牛皿になる。7:牛肉が煮えたら火を止め、冷ます
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牛肉に完全に火が通ったら火を止める。食べるまで蓋をしてそのままにしておき、味を染み込ませる。
8:食べる直前に温め、卵と紅生姜を添える
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食べる直前、鍋に火を入れて温め、丼によそったごはんの上に、網じゃくしで具を盛る。真ん中に温泉卵を落とし、紅生姜を添える。
ガイドのワンポイントアドバイス
赤ワインとカラメルソース、かつおダシと固形スープで味に深みを出します。さらに、「できたタレを冷ます」「煮上がった玉ねぎと牛肉を冷ます」、この2度の冷ましも重要なポイントです。冷めるまでの間にタレがまろやかになり、具材に味が染み込んで馴染みます。また、今回は簡単にインスタントダシを使って作りましたが、鶏肉や豚肉のゆで汁(固形スープと違って塩味がついてないので、塩を少量足す必要あり)にインスタントかつおダシを加えたり、他の料理に使って余った和風出汁に固形スープを足すなどして作れば、無駄が出ず、おいしいタレも出来て一挙両得です。