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ITプロのスキル体系「ITSS」
ITSSをご存知でしょうか。ITSSは、2002年に経済産業省が発表した「ITエンジニアのスキルレベルを職種・専門分野ごとに定めたもの」です。最近では、IT業界内で、自己スキルの評価や人材育成の方針などにも活用されています。今後、業界標準としてますます浸透するのは間違いなく、IT業界で生きていくのなら無視することはできません。
このITSSでは、下表のように、11の職種を定めています。
職種 | 仕事の内容 |
マーケティング | 製品やサービスの市場動向を分析、販売戦略の立案 |
セールス | 顧客の課題解決や製品の提案、戦略の策定や企画 |
コンサルタント | 課題解決の助言・提案、戦略の分析・企画 |
ITアーキテクト | ソリューション設計、システムアーキテクチャ設計 |
プロジェクトマネジメント | プロジェクト計画・管理 |
ITスペシャリスト | システム部品の開発・導入 |
アプリケーションスペシャリスト | 適用業務の開発、業務パッケージの適用 |
ソフトウェアデベロップメント | ソフトウェア製品の企画・開発 |
カスタマサービス | 顧客先でのハードやソフトの導入・保守 |
オペレーション | システムやネットワークの運用・監視 |
エデュケーション | 研修の企画・教育 |
このシリーズでは、ITSSを参考にしながら、ネットワークやデータベースなどITプロ別に、必要なスキルやキャリアパス、有効なIT資格を考えていきたいと思います。
次回のVol.2「ITプロのキャリアパスを盗め!」では、ITSSが公開しているキャリアパスをご紹介します。
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