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以前から、IT資格について、
「やはり、国のお墨付きがある国家資格が一番」
「いやいや、即戦力といったらベンダー資格でしょう」
という声をよく聞きます。

本当のところはどうなのでしょうか。
資格取得をどのように考えるべきなのでしょうか。
今回は、国家資格とベンダー資格を徹底比較してみます。

国家資格とは

国家資格といえば、情報処理技術者試験です。この試験では、国家のIT能力向上という政策目的の元に、特定ベンダーに依存しない幅広い一般理論や事例解析が出題の中心となっています。

年間約20万人が受験する定番資格の初級システムアドミニストレータやIT業界入門者向けの基本情報技術者などがあります。また、システムアナリストなどの高度区分では、マネジメントスキルや国語力も評価されるのが特徴です。試験方式は筆記です。

幅広い一般理論をベースとしているため、製品の浮き沈みに左右されず、比較的、長期にわたって有効な知識といえます。反面、ある程度、普及した技術でないと試験問題に取り入れない傾向もあり、即効性という意味では、最新技術を取り入れるベンダー資格よりも劣るといえるでしょう。

ベンダー資格とは

ベンダー資格は、特定ベンダー製品の技術者育成やマーケティングを目的とし、製品の詳細機能や運用、活用方法のスキルが問われます。

マイクロソフトのMOSやオラクルのOracleマスター、シスコのCCNAなどがあります。合格するためには、対象製品の機能や使い方を暗記しておく必要があり、試験方式はCBT(Computer Based Testing)です。

ソフトウェアのバージョンアップに伴い、差分知識の補完や再試験が必要となるケースが多く、特定製品を使う場で即効性がある反面、使い捨てのイメージがつきまといます。

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