PR
ウイスキー&バー/初心者のためのウイスキー入門記事

プレミアムハイボール<山崎>350ml缶限定発売

「サントリープレミアムハイボール<山崎>350ml缶」が8月8日(火)に発売される。2023年は山崎蒸溜所100周年であり、サントリーウイスキーの、さらにいえば日本の本格ウイスキーづくり100周年でもある。これを機に“山崎蒸溜所謹製原酒 ハイボール”として数量限定発売されたものだ。さてその香り、味わい、酒齢(エイジ)を探ってみよう。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

PR

ミズナラの香味が潜んだプレミアムハイボール缶 

 
サントリープレミアムハイボール<白州>350ml缶表面(左)・裏面(右)

サントリープレミアムハイボール<白州>350ml缶表面(左)・裏面(右)

 8月8日(火)、「サントリープレミアムハイボール<山崎>350ml缶」(350ml・9%・¥600税別希望小売価格)が数量限定発売される。
 2023年は山崎蒸溜所100周年。サントリーウイスキー、そして日本の本格ウイスキーづくり100年でもある。この春には100周年記念ラベルも発売された(『シングルモルト山崎・白州100周年記念蒸溜所ラベル』記事参照)。
 また6月には白州のハイボール缶(『プレミアムハイボール<白州>350ml缶限定発売』記事参照)が同じくウイスキーづくり100年を記念して発売されている。
 さて、山崎蒸溜所モルトウイスキーを吟味、厳選してつくられたプレミアムハイボールについて推測してみよう。山崎蒸溜所が生むシングルモルトには現在ノンエイジ「山崎」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」がある。このプレミアムハイボール缶はこれらのスタンダード製品とは異なり、まったく新たにハイボール用として香味設計されたものである。
 パッケージには“山崎蒸溜所謹製原酒 ハイボール”とともに“ミズナラの深い余韻”と記されている。これはわたしの憶測であるが、山崎のお家芸とも言えるパンチョン樽(ホワイトオーク)を主体に、こちらも山崎を語る上で重要なミズナラ樽の特長を巧みに生かしているのではなかろうか。
 おそらくバニラ、フルーティーといったホワイトオークの香味特性に、ミズナラ樽熟成原酒のココナッツや柑橘系の甘みが調和しているはずだ。そして平均酒齢は意外と高いと推測する。ミズナラ樽でのモルト熟成は年月を重ねるほどその魅力を発揮する。長期熟成モルトが使われていることだろう。
 「プレミアムハイボール<白州>缶」同様、口当たりよく、爽やかで柔らかい味わいのハイボールに仕上げてあるのではなかろうか。若い飲み手へのシングルモルト入門的なハイボールともなることだろう。
 グラスに氷をたっぷりと詰め、缶から注ぎ入れて飲むことをおすすめする。山崎モルトが清々しい香味となって立ちのぼってくるはずだ。
 

関連記事

プレミアムハイボール<白州>350ml缶限定発売
シングルモルト山崎・白州100周年記念蒸溜所ラベル
山崎蒸溜所100周年1/貴人たちへの分け前
山崎蒸溜所100周年2/桜の魂はウイスキーに宿る
山崎蒸溜所100周年3/湿潤で美しい水郷地帯
山崎蒸溜所100周年4/名水が生むモルトウイスキー
山崎蒸溜所100周年5/ウイスキーとエゴマ油発祥地
山崎蒸溜所100周年6/山崎宗鑑と松尾芭蕉の足跡
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

All About注目リンク

PR

ウイスキー&バー 人気記事ランキング

2024/12/22 更新
ランキング一覧
  1. 156回 門前仲町『バーC』のオールドボトル
  2. 2サントリーオールド、冬はホットウイスキーのススメ
  3. 3ウイスキー・ソーダとハイボールの違い
  4. 43回 ライムやレモン、どうする?
  5. 512回 ウイスキーって森林浴なんだ
協力:サントリー

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます