本格的な挑戦漬けのレシピ! 白菜の漬物の作り方
横手の義母の家の漬け物蔵には、味噌漬、味噌、梅漬け、沢庵漬け、茄子漬け、季節の果実酒、等々 がズラリと並んでいます。その中での私の一番のお気に入りは、(義母はそう呼ぶ)白菜の朝鮮漬けです。 見た目も味も、あの真っ赤なキムチとはかなり違っているのですが、白菜が持つ自然の甘味が際立つ、大変美味しいお漬物です。北国の長い冬に欠かせない野菜の保存食である漬物を、 少しでも目先を変えて家族に食べさせたいと考えた、横手ばあちゃんによる白菜の挑戦漬けと言えるでしょう。
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白菜のおすすめレシピ7選!大量消費レシピから洗い方や冷凍保存方法まで解説
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白菜の漬物の材料(1個分)
白菜の漬物の作り方・手順
白菜の塩漬け(下漬け)のレシピ
1:白菜の準備
白菜の根元に切れ目を入れ、手で引き割く(小さいのなら4つに、大きい場合は6つに)
2:白菜を重ねる
根に近い白い部分に塩をはさみ入れながら、白菜をボールに重ねていく。
3:白菜を押さえつけ
2~3時間ほどたつと水が出てくるので、上下を返して、手で押さえつけ、平らな皿を乗せておく。
4:白菜を水切り
さらに2~3時間たつと、白菜がしんなりこなれてくるので、ザルに上げて水切りする(絞らない)
にんにくや昆布も使った本漬けレシピ
5:ダシをとる
水に出しパックと出し昆布を加えて火にかけダシをとり、冷ましておく。ダシパックを使わない場合は、削り節、煮干、昆布を煮出してダシを取る。
6:野菜の準備
人参と出し昆布を千切りにする。赤唐辛子を小口切り。ニンニクをすりおろす。
7:容器に重ねる
水切りしておいた白菜を容器に並べ、人参、昆布、ニンニクの順に2段重ねにする。※この時に新しい昆布を1枚分ハサミで細く切って加えると味がアップする。
8:だしをかける
冷めたダシ汁に塩を大さじ2杯位(目安)、砂糖ひとつまみを加えて混ぜ、上記の上からかける。
9:保管する
ラップをして、平らな皿を重ねて、蓋をして暖房の効いてない場所に置く(食べ頃は3日目~10日目くらい)。※冬以外の季節に(又は暖かい地方で)作る場合は、冷蔵庫でお作り下さい。
10:翌日の白菜漬け
まだ味がしみてない。漬け汁をなめてみて塩が足りないようだったら塩を加えて調節する。
11:3日目の白菜漬け
3日目の白菜漬け。浅漬けが好きな人には一番の食べ頃!
12:即席キムチ
一株取り出して水気を切り、キムチの素をまぶして即席キムチ。これは今夜の食卓へ!キムチ鍋にも使えます。
ガイドのワンポイントアドバイス
白菜漬けの塩加減は、漬け汁を舐めてみて、「しょっぱいけどおいしい」程度。 何度か漬けてみればそのコツがつかめると思いますので、まずは材料を全部半量にして、白菜半株で作ってみてはいかがでしょうか。 重しをしない漬け方ですので、手軽に試せるはずです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。