「特撰白角水割」缶は食中酒としてオススメ

和食と合う天然水割り、淡麗辛口の爽やかウイスキー

  　家飲みウイスキー記事を何回か掲載してきた。しかしながらまだ紹介しきれていないものがある。今回は再びウイスキー水割り缶を取り上げよう。
　昨年、『細心に大胆に、リザーブ＆ウォーター缶はとっておき』（サントリースペシャルリザーブ＆ウォーター250ml缶 ／250ml・9%・￥210希望小売価格）の記事を掲載した。高品質な水割りであるとお伝えした。
　もうひとつ忘れてはいけないのが「サントリー特撰白角水割250ml缶」（以下「白角水割缶」／250ml・9%・￥160希望小売価格）である。
　最近になってウイスキーファンになられた方は「白角」ってなんだ、と思われるだろう。角ハイボールでお馴染みの「角瓶」には、シリーズとして他に「白角」と「角瓶＜黒43°＞」があって、現在は休売中となっている。
 
　実は「白角」は食中酒としての理想の味わいを求めてつくられたもので、料飲店を中心にとても人気の高いウイスキーであった。
　「白角」は、「角瓶」の香味特性を守りつつも、淡麗タイプのモルトウイスキーを中心に軽快なグレーンウイスキーをブレンドして、とくに和食の繊細な味わいと響き合う、まさに晩酌ウイスキーといえるものである。飲み口は淡麗でやや辛口。キレのよさがあり、すっきりとした後口を特長としている。
　その水割りを楽しめるのが「白角水割缶」で、ファミリーマートをはじめとしたコンビニエンスストアで買い求めていただきたい。また新幹線構内の売店でも売られているはずだ。

  　この「白角水割缶」はもちろん天然水割り。古樽熟成由来の上品な木香が感じられ、後口もすっきりとしていて、全体的に涼やか、爽やか。料理を選ばない。自宅で食事とともに楽しむには最高といえるだろう。
　実はわたしは深夜に仕事を終えて気持ちを切り替えるために、グビグビっとノドの渇きを癒すように飲むことがある。容量250mlという飲み切りサイズで、淡麗、涼やかな飲み口はすべてに軽快。リフレッシュするのにもってこい。
　「リザーブ＆ウォーター缶」と香味特性が異なるから、飲み比べてみるのもいい。
 

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