ウイスキーハイボール缶急成長

角ハイボール缶350ml

角ハイボール缶350ml

缶入りのウイスキーっていうのは、わたしのような古いタイプのウイスキー飲みには新時代の酒である。ボトルからグラスに注ぐ行為が身に染みついてしまっているため、プルトップに指をかけたり、冷蔵庫に缶のウイスキーが入っているなんて絵はどうもしっくりとこない。
試したことがない訳ではない。仕事仲間が新幹線に乗り込む時にわたしの分も用意してくれていて、角ハイボール缶を何度か飲んだことがある。レモンがほんわりと効いていて、とても飲みやすいし、酔いご心地もいい。
『角瓶80周年をハイボールで祝おう。さあ10月8日』の記事で、角瓶が年間販売数量500万ケースに達しようとしており、そのうち角ハイボール缶シリーズが約130万ケース(700ml換算)を占めると書いた。ハイボール缶人気の高さに驚かされたのだが、実は現在ウイスキー市場のすでに10%が缶だという。凄い勢いである。ならば古いタイプのこのわたしも、いろいろ試してみよう、と買い求めてみた。

角ハイボール缶<濃いめ>500mlコンビニ限定品

角ハイボール缶<濃いめ>500mlコンビニ限定品

まず角ハイボール缶(7%/350ml・¥189/500m・¥255/価格はすべて税別、以下同)、角ハイボール缶<濃い目>(9%/350ml・¥189/500mlコンビニ限定品・¥255)、角ハイボール缶<贅沢レモン>(5%/350ml・¥189)とあって、アルコール度数が3製品とも違うのである。
そんで<濃い目>ってのはレモンは加味されていなくてアルコール度数も9%といちばん高い。<贅沢レモン>てのはレモン果汁がいっぱい搾り入れてあり、アルコール度数も5%とビール並みである。

ベースが角瓶という安心感

トリスハイボール缶350ml

トリスハイボール缶350ml

気に入ったのは<濃い目>である。これは旨いと思った。角そのものである。ウイスキー飲みが好む味わいだ。
<贅沢レモン>はわたしの好みではないが、低アルコールでレモンが効いているからスーッと爽やか。若い飲み手やウイスキーに馴染みのない人たちにはおすすめだし、仕事で疲れて家に帰って風呂上がりに飲めば気分転換になる。スイッチをオフにするにはもってこいなのではなかろうか。
こういう手軽さ、気軽さがウイスキー市場に新風を巻き起こしているんだろう。それにベースが国民的ウイスキー角瓶であるという安心感も強みだ。料飲店で飲んだ味わいを、自宅でも楽しめるんだものね。ハイボール缶市場はまだまだ広がりつづける。

ジムビームハイボール缶350ml

ジムビームハイボール缶350ml

ウイスキー市場の10%が缶というくらいだから他にも人気のハイボール缶がある。トリスハイボール缶(7%/350ml・¥160/500ml・¥217)、トリスハイボール缶<キリッと濃い目>(9%/350ml・¥160/500ml・¥217)。これは説明するまでもなく、人気トリスがベースでレモンが効いたハイボール。スタンダードと濃い目を飲み比べて、自分の好みをみつけていただきたい。
最後にバーボンウイスキーのハイボール缶をおすすめする。こうした主原料の異なるウイスキーもあって、ハイボール缶の味わいの世界は広がっている。ジムビームハイボール缶(5%/350ml・¥160/500mlコンビニ限定品・¥217)は、販売数量NO.1バーボンのジムビームのハイボール。バーボンってのはソーダ水と相性がいいし、それに5%とアルコール度数も抑えてあるから飲み口がとてもスムース。こちらを好む人も多いはずだ。

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