体重ではなく、まずは“体脂肪率”を減らせ!
使える体、美しい体を作る基本は脂肪と脂肪以外の比率”体脂肪率”を減らすこと。これは疑いのない事実である。そこで通常は脂肪量を減らして体脂肪率を減らすことを考えがちだがケビン氏はそれは得策ではないという。トータル・ワークアウト内にはプロ仕様のマシンも大量にありマス。 |
ただし、大切なことは大きい筋肉を重点的に鍛えること。「筋量の少ない指先をいくら鍛えても、それで増える筋肉はわずか、それよりも上腕のようなもっと大きい筋肉を鍛えた方が圧倒的に筋量が増える」とはケビン氏の言葉。実際には上腕も含め大腿筋(太股の筋肉)、広背筋(背中の筋肉)、大胸筋(胸の筋肉)を重点的に鍛えることで、効率よく肉体が改造されていくことになる。
ダラダラとしたトレーニングはNG!
ダンベルもきれいに並ぶとキレイ? |
その中でも特にケビン氏が推奨するのは10RM(Repetitions Maximum)と呼ばれる方法である。それは、バーベルやダンベルをギリギリ10回だけ上げることができる重さに調整してトレーニングする方法である。
ただし、この方法だと重さの微調整が可能な設備が必要であるし、限界付近ではフォームが壊れやすいためそれを矯正するトレーナーも必要になる。また、何より10回のうち、最期の1、2回は必ず補助をする人間が必要になるので、ケビン氏が運営するトータル・ワークアウトのようなパーソナル・トレーナーシステム(一人に一人のトレーナーがつくシステム)のジムに通わないと実行できない。
効率よく筋肉を鍛えるためには、ダラダラとダンベルを持ち上げるより、10回程度持ち上がる重さの(相当重い)ダンベルを用いた方がよいという教えは、肉体改造のための知識として頭に入れておく価値はあるだろう。
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