【2021年度版】残暑見舞いを送る時期、書き方と例文を解説!

残暑見舞いを送る時期はいつからいつまで?書き方、例文を解説

残暑見舞いを送る時期はいつからいつまで? 書き方を例文を付きで詳しく解説

暑中見舞いと残暑見舞いはどう違うのでしょう? 残暑見舞いを出す時期はいつからいつまでなのか、書き出しや本文、日付など書き方の基本から、季節の言葉や使ってはいけないキーワードなどについて詳しくご紹介します。残暑見舞いの書き方について、「一般向け」「ビジネス向け」「友人知人向け」「暑中(残暑)見舞いに対するお礼」「コロナ禍を盛り込みたいとき」の5パターンの文例をご紹介します。出したいけれどどう書いていいのかわからない人、必見です。
 
<INDEX>   【一般向け】 
  【ビジネス向け(会社関係・上司・お客様)】
  【友人・知人向け】
  【暑中(残暑)見舞いに対するお礼】
  【コロナ禍を盛り込みたい場合】

             

残暑見舞いとは? 残暑厳しい時期に相手の健康を気遣うお便り

残暑厳しい時期に健康を気遣う「残暑見舞い」

パンダもぐったりするほどの残暑。残暑厳しい時期に健康を気遣う「残暑見舞い」

残暑見舞いとは、残暑厳しい時期に相手の健康を気遣うお便りです。自分の近況を知らせたり、ご無沙汰のおわびをしたり、相手がどうしているかと伺ったりするような時に書くことができます。 

季節の挨拶状には、年始のご挨拶として「年賀状」、夏に「暑中見舞い」「残暑見舞い」、冬に「寒中見舞い」「余寒見舞い」があります。夏の暑中見舞いや残暑見舞いを、年賀状を送るまでの近況報告の意味合いで出す人も多くなっています。
 

 残暑見舞いを送るタイミングって? 出す時期はいつからいつまで?

残暑見舞いを出す時期は、二十四節気の「立秋(8月7日頃)」から「処暑(8月23日頃)」までが目安です。

出し始めについては、立秋の前日までが「暑中見舞い」、立秋以降は「残暑見舞い」にするのが決まりなので、立秋に入った日からで間違いありません。
 
一方、いつまでに出すかについての明確な決まりはありません。大きく分けて「処暑(8月23日頃)まで」「8月末まで」「白露(9月7日頃)まで」という3つの考え方があるからです。

ただ、季節の挨拶という意味では、暑さがおさまる頃という意味の「処暑までを目安にし、遅くとも8月末までには届くようにする」とよいでしょう。あまり遅いと朝晩の涼しさに初秋の息遣いが感じられ、もらった方も困ってしまいます。
 
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残暑見舞いの書き方・基本のマナー

暑中見舞いや残暑見舞いは基本にそうと書きやすい!

暑中見舞いや残暑見舞いは基本形式に沿うと書きやすい!

残暑見舞いの書き方には形式があるため、「書き出し」「本文(前文・主文・末文)」「日付」の基本を押さえると書きやすいです。
 
【基本形式1】書き出しは季節の挨拶 
書き出しには「残暑お見舞い申し上げます」と書きます。目上の方には「残暑お伺い申し上げます」にすると敬意が表せるでしょう。そのほか「晩夏のお伺いを申し上げます」「立秋のお伺いを申し上げます」などと書いても構いません。また、書き出しは本文よりも大きめに書きましょう。文末に句点「。」をつける必要はありません。

【基本形式2】本文内容
本文は「前文・主文」→「末文(結び)」で構成するのが基本です。
  • 前文・主文:時候の挨拶、相手の健康を気遣う言葉、自分の近況などを書きます。時候の挨拶は省略しても構いません。また、相手を立てて書くのも大切で、話題の順番は相手が先で自分はその後。例えば「私は元気ですが、そちらはいかがでしょう」はNGです。
  •  末文(結び):相手の無事を祈る言葉を書きましょう。
【基本形式3】日付の書き方
残暑見舞いの日付の書き方は、詳細な日付ではなく、「令和○年 晩夏」「令和○年 立秋」「令和○年 葉月」「令和○年 八月」「○○年○月」と書きます。
                           
 

残暑見舞いで使いたい季節の言葉とNGキーワード

「盛夏」や「向暑」は暑中見舞いで使うことば。残暑見舞いではNGです

「盛夏」や「向暑」は暑中見舞いで使うことば。残暑見舞いではNGです

残暑見舞いは、季節感が重要なポイントとなります。暑中見舞いと混同しないように気をつけましょう。

【残暑見舞いならではのキーワード】
  • 残暑の候
  • 秋暑の候
  • 残暑厳しき折から
  • 立秋とは名のみの厳しい暑さが続いております
  • 立秋を過ぎてもなお厳しい残暑が続いております
  • 夏も盛りを過ぎましたが暑さはいまだ衰えを見せません
  • 暑い夏が居座っているようです
  • もうしばらくは残暑が続くことと存じます
  • 日中の厳しい暑さも今しばらくかと存じます
  • 連日の残炎もあと一息といったところです
  • 秋も近づいております。季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください
  • 夏のお疲れが出る頃です
 
【残暑見舞いのNGワード】
  • 「盛夏」「向暑」は暑中見舞い向けなのでNG。残暑見舞いでは「晩夏」「立秋」「秋暑」「残炎」などを使いましょう。
  • 「お体(に)ご自愛下さい」はNG。「自愛」には体を大切にするという意味が含まれています。「お体(に)ご自愛ください」は重複表現になってしまうので、「お体」をつける必要はありません。
  • 相手に気を使わせたり、ネガティブになるような事を書くのはNG。「病気になった」「体調を崩した」など、相手に心配かけるような内容は相応しくありません。
 

【用途別】残暑見舞いの文例

例文を参考にアレンジしてみてください

残暑見舞いの例文を参考にアレンジしてみてください。相手の顔を思い浮かべると、書きたいことが自然と出てくるでしょう

残暑見舞いの書き方について、【一般向け】【ビジネス向け(会社関係・上司・お客様)】【友人・知人向け】【暑中(残暑)見舞いに対するお礼】【コロナ禍を盛り込みたい場合】の文例を紹介します。
       
【一般向け】 
残暑お見舞い申し上げます
 立秋とは名のみの厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
 日頃はご無沙汰しており申し訳ございません。
 お陰様で、私どもはつつがなく暮らしておりますのでご休心ください。
 もうしばらくは残暑が続くことと存じます。
 どうか油断なさらずお体をおいといください。
 
残暑お見舞い申し上げます
 夏も盛りを過ぎましたが暑さはいまだ衰えを見せません。
 お変わりございませんでしょうか。
 私どもは相変わらず元気に過ごしております。
 連日の残炎もあと一息といったところです。
 くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

【ビジネス向け(会社関係・上司・お客様)】
残暑お伺い申し上げます
 貴社におかれましては益々ご盛栄のこととお喜び申し上げます。
 朝夕はいくぶんしのぎやすくなったとはいえ、
 日中はいまだ厳しい暑さが続いております。
 ご健康にご留意されますようお願いいたします。
 秋暑のみぎり、皆様のご健勝を心より祈念申し上げます。

残暑お伺い申し上げます
 晩夏の候、いかがお過ごしでしょうか。
 日頃はひとかたならぬお引き立てにあずかり厚く御礼申し上げます。
 日中の厳しい暑さも今しばらくかと存じます。
 何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。


【友人・知人向け】
残暑お見舞い申し上げます
 もうすぐ二学期が始まりますが、楽しい夏休みを過ごしていますか。
 私は手作りアイスクリームに夢中です。
 そろそろ夏の疲れが出てくる頃。
 お互い気をつけて、来月には元気で会いましょう。
 
残暑お見舞い申し上げます
 ようやく夏も盛りを過ぎましたが、お元気ですか。
 我が家の向日葵も、そろそろ夏の終わりを予感しているようです。
 朝晩はいくぶん涼しくなってきましたね。
 季節の変わり目、くれぐれもご自愛ください。


【暑中(残暑)見舞いに対するお礼】
残暑お見舞い申し上げます
 木陰に入ればいくぶん秋の気配が感じられるようになりましたが、
 お変わりございませんでしょうか。
 先日は暑中見舞いを頂戴しましてありがとうございます。
 お健やかにお過ごしのご様子、何よりとお喜び申し上げます。
 私どもは相変わらず元気に過ごしておりますので、ご安心ください。
 そろそろ夏の疲れが出てくる頃かと存じます。
 ご家族の皆様には、お健やかに過ごされますようお祈り申し上げます。

残暑お見舞い申し上げます
 素敵なお葉書をありがとう!
 気持ちが嬉しくて元気がでました。
 まだまだ厳しい暑さが続きそうなので、お互い体調管理しないとね。
 近いうちに会えるのを楽しみにしています。


【コロナ禍を盛り込みたい場合】
時節柄、コロナ禍に触れたいときの一文の例を紹介します。
  • お盆の帰省もままならず、お目にかかれないのが残念です。
  • コロナの状況が落ち着き、気兼ねなく会える日が早く訪れますように。
  • コロナ禍で○○さんのお仕事も影響を受けられたのではと心配しております。       何かできることがあればお手伝いしますので、遠慮なく仰ってください。 
  • 近いうちにオンラインで飲み会でもしましょう。
  • 時節柄思うように会えず残念ですが、お互い体調に気をつけて過ごしましょう。  
                           

残暑見舞いは遅くとも8月末までに届くように

たった一枚のはがきですが、相手を思う気持ちが伝えられます。残暑見舞いに最適なはがきを選ぶのも楽しいひとときですね。
 
残暑見舞いは季節の挨拶状なので、二十四節気の立秋から処暑までを目安に、遅くとも8月中には届くように。季節感のある言葉とともに、手書きの文を添えて送りましょう。
 
 
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