メルカリでは自宅でとれた野菜や果物の取引も活発。自分が売る場合のコツは？ [メルカリの使い方] All About

自分で作った野菜や果物、売るのもアリ

メルカリでは野菜や果物の取引も活発に行われています。そう言うと驚く人も多いのですが、実際に筆者はこれまで何度も農産物を購入しています。メルカリの購入履歴を見ても、果物などがたくさん並んでいます。

野菜の出品も可能

もし自宅で野菜を作っていたり果物が採れたりするのであれば、それを出品することも可能です。食べきれずに捨ててしまうよりは、少しでも他の人に食べてもらった方がいいですよね。また買う側も値段が安ければお得感が強いので、筆者のようにリピーターになることもあります。

ただ、衣類や本などとは違い、メルカリで農産物を出品する場合には特有の注意点があります。

自宅で採れたことが大前提

農産物を出品する場合には、自分で作ったものだったり、他の人からいただいたものだったり、必ず自分が所有しているものでなければなりません。メルカリでは山菜やきのこ類関しては採取場所への注意喚起が行われました。私有地や公有地にかかわらず、森林で山菜やきのこ類を勝手に採ってしまうと森林窃盗罪になります。このような商品は盗品など不正な経路で入手した商品に該当するので、出品は違反となります（メルカリ「山菜・きのこ類を出品する際のご注意」）。

これと同じで例えば公園にある木になっていた柿を勝手にとってしまうのは、やはり窃盗に当たります。出品するものに関しては必ず自分が所有していたものであることは大前提になります。

加工してはいけない

果物ができたときに、それをジャムにして販売するのはどうかと考えることもあるかもしれません。でもメルカリの場合、そのような商品は加工商品となり、出品禁止物になっています。もし出品するのであれば保健所の許可が必要になります。保健所の許可に関しては各都道府県によって違ってくるので、詳しいことは各都道府県に問い合わせましょう。

どうやって送る？

農産物を出品して売れた場合、どのように発送したら良いのでしょうか。

・宅急便コンパクトに詰められるだけ詰めて送る

宅急便コンパクトに詰められるだけ詰める

メルカリに出品されている農産物を見ると、メルカリ便が使われていることが多いです。ただしゆうパケットやネコポスではなく、それ以上のサイズに対応する配送方法です。例えば宅急便コンパクトを使う場合には、その箱に詰められるだけ詰める方法もあります。この場合農産物のサイズによって個数が変わるため、重さで出品することもあります。

・大量に送るときには宅急便やゆうパック

量が多い場合には箱売り

例えば訳ありの農産物を10kg単位で売る場合もあります。そうなると宅急便コンパクトでは対応しきれないので、宅急便やゆうパックを使うことになります。ただしメルカリ便の場合、ゆうパックはサイズが100サイズまでしか対応していません。そのためそれ以上になると宅急便で送ることになります。

傷んでいることを考えて少し多めに

箱売りをする場合には、下の方に入っている農産物が傷んでしまうこともあります。例えばみかんの場合、到着したときに潰れているみかんが何個かあったりもしますよね。そういったことも踏まえて、少し多めに入れてあげるのもいいでしょう。

商品に応じて包み紙を変えるといいかもしれない

これは筆者が経験したことなのですが、以前椎茸をメルカリで購入したときに、椎茸の上に置いてあった新聞紙が椎茸についてしまったことがありました。ビニールに入れなかったのは出品者なりの考えがあったのでしょうけれど、新聞紙がくっついてしまって、調理の時にちょっと苦戦してしまいました。ミカンやリンゴなど皮をむいて食べるものであれば良いのかもしれませんが、そうではないものに関しては何で包むのかまで考えてあげるのもいいかもしれません。

発送する前に配達日時の希望を聞く

野菜や果物の場合、購入者が受け取るまでに時間かかってしまうと、その間に傷んでしまうこともあります。そのため購入された時点で、希望の配達日時を聞いておきましょう。

ただしここで注意点があります。らくらくメルカリ便の宅急便では配送時間帯の指定が可能なのですが、ゆうゆうメルカリ便のゆうパックでは配達時間帯の指定ができません。そのため購入者に配達時間帯の指定があるかどうかを聞いた上で、もし指定があるならばらくらくメルカリ便、指定がないのであればゆうゆうメルカリ便を使うこともできます。