食事ダイエット/太りにくい食事方法

永久ダイエット脱出作戦【四】 食事日記をつける(3ページ目)

分かっていそうで案外分かっていないもの、それは自分の食生活です。基本中の基本、食生活を見直してみませんか?

執筆者:河口 哲也

その4「食べた場所」
食事の内容もさることながら、それをどこで食べたかという情報もあなたの食生活を修正する上で重要な手がかりになります。例えば「キッチンで立ちながら」とか「冷蔵庫の前」とか「勤務中休憩室」などで間食をすることが多いことが分かれば、今後食べる場所に気をつける(食べる場所を決める)ことで多くの間食が減らせることを意味しています。また「レストラン」や「車の中」「居酒屋」など、もしかしたらあなたが今まで意識せずに過食してしまっていた特定の環境を発見するかもしれません。

この食べた場所については、できるだけ具体的な場所を詳しく書いてください。例えば、同じダイニングキッチン内であっても、キッチンの前で立ったままつまみ食いをするのと、テーブルについての食事では意味合いが大きく変わってくるからです。

その5「食べた状況」
もしかしたら、ある人にとってはこの「食べた状況」の記録が最も重要な記録になるかもしれません。この食べた状況とは食事をした環境と食事をしたときの感情の二つの状況のことを意味しています。

例えば「空腹で」「なんとなく」「イライラして」「うれしくて」などの食べた時の感情、そしてその結果どんな気持ちになったのかなどを記録します。このことで、あなたがどのような気分のとき過食をするか、また逆にどんな感情の時は空腹を忘れてしまうかというあなたのダイエットをサポートする重要な情報を得ることができます。

また、もう一つの食事中の環境の記録とは、「誰と一緒に食事をしたか」またどんな状況で(「テレビを見ながら」「新聞を読みならが」「家族と口論しながら」…)食事をしたのかなどの詳細な食事の状況(環境)を記録します。このことはあなたがどのようなシチュエーションで過食に走るのかをはっきりさせ、対策を容易にさせます。

以上、細かいことまでご説明しましたが、実際にはどんなかたちであれ食事日記をつけることで、食行動に対する自制心が芽生え、ほとんどの人で余計な間食が減り体重が減少し始めます。また、ダイエットにおける重要な命題「何をどれだけ食べればやせるのか?」についても、ぶ厚い専門書を読むまでもなく、自分でつけた食事日記と体重の関係をじっくり観察することで自ずからハッキリとします。すなわち、あなたの体重が健康的に少しづつ減っている時の食事内容が、ズバリあなたの体重を減らすための食事の内容なのです。

次回「有形の目標と無形の目標」に続く…

参考:【ダイエット日記】122kgの痩身伝説

~関連リンク~
永久ダイエット脱出作戦【壱】「10キロ以上やせるための小ネタ集」
永久ダイエット脱出作戦【弐】「なぜ運動が続かないのか?」
永久ダイエット脱出作戦【参】「優先順位をはっきりさせる」
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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