食事ダイエット/太りにくい食事方法

永久ダイエット脱出作戦【四】 食事日記をつける(2ページ目)

分かっていそうで案外分かっていないもの、それは自分の食生活です。基本中の基本、食生活を見直してみませんか?

執筆者:河口 哲也

その1「食事内容」
これは食事日記の基本です。何を食べたか全てをありのままに記録します。また、通常の食事に限らず、間食はもちろんのこと、水、お茶、服薬など、口に入れたものは全て記録しましょう。さらに、できれは「カレーライス」なども「ごはん、カレールー(牛肉、ニンジン、ジャガイモ、たまねぎ、…)」と詳しく原料まで書くのが理想的ではありますが、その辺は状況に(時間的、精神的ゆとりに)に応じて対処してください。また、個人的には始めの数ヶ月は簡略化した「カレーライス」や「幕の内弁当」など大まかな食事内容を記録して、慣れてきたらその内訳(見える原料)についても詳しく書くことをおすすめしています。

その2「食事時間」
食べた時間を分単位で(例:11時25分)食事の内容とともに記録します。これについても食事開始時間食事終了時間の二つの時間を記録するのが理想的ではありますが、慣れるまでは「食事開始時間」のみを記録することをおすすめします。

その3「食事の量とエネルギー」
ダイエットのためには、何を何回食べたかという回数や食品の種類と同じくらい、一度にどれくらい食べたかが重要になります。そのため、食事日記の食事の内容にはその量を併記するのが理想的です。

第一段階としては食べた食品の重さを「g」や「ml」など実際の量で記録します。これについては計りを持ち歩くわけにもいきませんので、目視で、どれくらいの量がどれくらいの重さになるのかを推測できることが前提となります。そのためには様々な食品を実際に計りに乗せてその重さを確認するという事前学習が必要になります。ただし、これはこれで例えば料理を作る際などには大変役に立つ技能でもありますので、一石二鳥の得した気持ちで習得してみてはいかがでしょうか。

さらに第二段階になりますと、その重さからその食品のカロリーを算出して記録していくことになります。その時には市販されているカロリーガイドブックや食品成分表が役に立ちます。ただし何度も言いますが、ここまで詳しくすることに充実感を感じる人と煩わしさを感じる人と反応は様々ですので、どこまで詳しくするのかはご自分の好みで判断してください。

個人的にはこの「食事の量」についても、最初は「g」「ml」単位で記入して、慣れてきたら(勉強のためにも)カロリー表記に挑戦するくらいの感覚がおすすめです。

次ページへつづく…
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