毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

うどの栄養・品種・選び方

うどの栄養に加え、うどの品種の解説をしています。うどには軟白うどと山うどの2品種があります。それぞれ選び方が違ってくるので、品種とその品種ごとの選び方を紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

独特な風味はクセになること間違いなしの魅力が備わっています

独特な風味はクセになること間違いなしの魅力が備わっています


旬のうどは、3~5月初旬の限られた期間しか食べることのできない、大変貴重な野菜です。うどの持つ独特な香り、爽やかな苦味、シャキシャキとした歯ごたえは、一度食べたら忘れられず、春が来るたびに食べたくなってしまう魅力が詰まっています。そして、ご存知ですか? うどは穂先や皮も無駄なく食べられるのです。捨てるところのない、節約野菜としてもおすすめです。


うどの栄養

うどは94%の水分、4%の炭水化物、微量のビタミン・ミネラルでできている野菜で、とっても低カロリーです。ですので、栄養を期待して食べるよりは、うどの香り、歯触り、味などを楽しむために食べたいものです。


うどの品種

1年中出回っていますが、春うどの季節は3月~5月になります。特有の香り、春らしい爽やかな苦味、シャキッとした歯ごたえがこの季節ならではの味わいです。

軟白うど。
スラリと長くて太いうどです
■軟白うど: 畑で栽培した根株を、地下室に植え、光を当てない状態で育てたうどです。長く伸びており、真っ白な姿が特徴。柔らかくて、クセがないので、食べやすいです。

山うど。
短いですが歯ごたえがしっかりとしています
■山うど: 緑化うどとも呼ばれ、畑で光に当てて育てるうどです。茎が出てきたところに、下部に土をかぶせ、その部分が軟化したところを収穫します。短くて、穂先に緑色の芽があるのが特徴。香りが強く、歯ごたえがしっかりしており、4~5月が旬。


うどの選び方

うどの選び方。
これは軟白うどのうぶ毛です
軟白うどと山うどでは選び方が違ってきますが、どちらを選ぶときも茎全体にうぶ毛が確認できるものを選びます。

■軟白うど
  • 白くて、太く、まっすぐ伸びているものを選びます
  • 葉がしおれておらず、穂先までピンとハリのあるものを選びます。
■山うど
  • 太さが均一で茎が短めのものを選びます
  • 葉がしおれておらず、香りの強いものを選びます

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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