毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の下ごしらえ・保存法

れんこんの切り方・下ごしらえ(あく抜き)の方法

れんこんをおいしく食べるための下ごしらえの方法、切り方を紹介しています。れんこんの黒ずみの正体はタンニンで、切ったら水か酢水に漬けて、アク抜きすれば、きれいな白色のまま料理できますよ。レシピに合わせた下ごしらえのコツを覚えましょう。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

れんこんの下ごしらえ(アク抜き)方法・洗い方について

れんこんの切り方・下ごしらえの方法

れんこんの切り方・下ごしらえの方法

れんこんの黒ずみ(アク)の正体はポリフェノールの一種であるタンニンです。下ごしらえでアク抜きすれば、きれいな白色のまま料理できます。

下ごしらえですが、切ったら水か酢水に漬けて、アクを抜きをします。

ただし酢水に漬けたれんこんを煮るとホクホクにならないので、煮物にするときは水に漬けるだけにしておきましょう。また、ゆでるときに少量の酢を加えると、白くきれいにゆであがります。

ゆでるときの注意点ですが、鉄鍋で調理すると黒くなるので気をつけましょう。また、ゆですぎると栄養分が流出してしまうので、サッとゆでるだけで十分です。
 

れんこんの切り方(輪切り・乱切り・すりおろし)

輪切り: れんこんの切り方では最も多く使われる切り方です。細い輪切りならサラダやマリネに。太い輪切りなら炒め煮、はさみ揚げ、煮物にぴったりです。
 
輪切り1
1:れんこんの節のひげ根がついている場合は切り落とし、ピーラーで皮を剥きます。






 
輪切り2
2:皮を剥いたれんこんを横に置き、端から好みの幅で切ります。

3:下ごしらえとしてアク抜きのために酢水か水に漬けます。
 

乱切り: 切り口が複雑になるため、味が馴染みやすくなります。筑前煮をはじめとする煮物によく用いられます。
 
乱切り1
1:れんこんは皮を剥き、縦半分に切ります。







 
乱切り2
2:切り口を下にした状態にして置き、包丁を斜めにした状態で刃を入れて、切ります。






 
乱切り3
3:2のれんこんを回転させながら、包丁の角度は変えず、切っていきます。
 

すりおろす: でんぷん質の多いれんこんは、すりおろして肉団子のつなぎにしたり、蒸し物にしたりします。特有の粘りと歯ごたえがあります。
 
すりおろす1
1:皮を剥いたれんこんを酢水にさらし、水気を切ってからおろし金ですりおろします。金属製だと黒く変色してしまうので、持っている人は陶製のものを使うとよいです。





 
すりおろす2
2:すりおろしたれんこんをざるに入れて水気を切ります。


 


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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