新型コロナウイルス感染防止のためテレワークをしたり、不要不急の外出を控えたりする生活が続いています。ただ、仕事仲間から飲み会や会食に誘われることがあるかもしれません。
 
もし、同僚から「仕事帰りに一杯だけ飲もうよ」、取引先やお客様から「日頃のお礼に食事でも」とメールで誘われたら、あなたはどうしますか? これまでは「ぜひ行きましょう」「お誘いありがとうございます」と快諾していた人も、今は慎重に行動せざるを得ません。よって断るシーンがあるのではないでしょうか。
 
相手に直接会って顔を見ながら断れば、表情やジェスチャーで気持ちが伝わりますが、メールの場合は文章がすべてです。そのため断りにくい、相手を傷つけたくない、関係性を壊したくないなどの気持ちが錯綜し、回答を先送りしたり、長い時間をかけて悩むことも。今回はうまく断るポイントをお伝えしますので、ぜひお試しください。
食事の誘いをうまく断るコツとは

食事の誘いをうまく断るコツとは

コロナ禍で食事の誘いを上手に断る3つのポイント

大切なのは相手の立場になることです。おそらく、あなたに好意を抱いて誘ってくれたのですから、思いやりや配慮を忘れないようにしましょう。そこで次の3つの要素を入れるのをおすすめします。
 
1. 感謝を忘れずに書く
2. 理由は失礼のないようにする
3. 今後に向けた言葉を入れる

 
例えば「絶対に行きたくありません」「誘われて迷惑です」「もっと慎重に行動したらいかがですか」などと、強い言葉で相手を非難するのは得策ではありません。では文例をご覧ください。
 

相手とシーン別、断る文例

 
(1)同僚の誘いを断る
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○○さん
 
お誘いありがとうございます。
ご一緒したい気持ちは山々ですが、時節柄かえってご迷惑をかけてはいけませんので、まっすぐ帰宅します。
状況が落ち着きましたら、また誘ってください。
楽しみにしています。
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(2)取引先の誘いを断る
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○○社 ○○様
 
このたびは会食にお誘いくださいましてありがとうございます。
仕事ぶりを褒めていただき光栄に存じます。
 
残念なことに弊社の規定により、しばらく会食を自粛するよう言われております。
大変申し訳ございません。
 
いつも通りの生活に戻りました際には、ぜひお声がけください。
貴社の皆様と再会できる日を心待ちにしております。
くれぐれもご自愛ください。
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「コロナ」と書かずに、やんわりと伝えるには

誘いを断る一番の理由は「新型コロナウイルス感染防止」ですが、直截的に表現せず、ほかの言葉に置き換えることができます。例えば、「時節柄」という言葉を使うのがおすすめです。

なお企業によっては早くから5人以上の会食は禁止、結婚式に招かれても参列しないようになど、独自の行動規範を作っています。もし会社の規定があるのなら、断る理由に挙げて問題ありません。
 
または、「かえってご迷惑をかけてはいけませんので」と相手を慮ったり、「高齢の親がおりますので」と自分の事情を書けば納得してもらいやすくなります。
 
今後に向けては、「コロナがおさまったら」よりも、「状況が落ち着きましたら」「いつも通りの生活に戻りましたら」「安心して外出できるようになりましたら」などと言い換えることができます。

ストレスが溜まる時期だからこそ、非対面のメールによるコミュニケーションを気持ちよく行い、より信頼を得たり関係性を深めてはいかがでしょうか。

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