ブロッコリーの旬っていつ?
ブロッコリーの旬は? おいしい時期と種類
年中通して出回っているブロッコリーですが、旬がいつだかご存知ですか? 冷涼な気候を好むブロッコリーの旬は初夏と冬。時期によって旬の産地が違うので、覚えておくと、出盛りのブロッコリーを選ぶことができます。
初夏は、埼玉を中心とした関東産のブロッコリーの旬です。冬の主要産地は次のようになっています。
- 11月~3月にかけての冬:愛知県・群馬県
- 7月~10月:北海道
- 6月~10月:長野県
また、年間を通してアメリカや中国からの輸入ブロッコリーも出回っているので、ブロッコリーが手に入らない時期はない、と言えます。
ブロッコリーの種類と時期について
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つぼみと茎を食する緑ブロッコリー |
ブロッコリー:茎の上にこんもりと山のようにできたつぼみと茎を食するブロッコリー。アクがなく、加熱すると甘みが増すのが魅力のひとつです。国内ではつぼみが緑のものが多く出回っていますが、黄色・白・紫などの変わり色のブロッコリーもあります。
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かいわれ大根売り場の隣で売られている「ブロッコリースプラウト」です |
ブロッコリースプラウト: ブロッコリーの芽を発芽させたもので、栄養価が高いことでも知られています。かいわれ大根のような見た目で、辛みが少なく、辛いかいわれ大根が苦手な方でも抵抗なく食べられます。抗がん性物質を多く含んでいる、ということで注目が集まっている野菜のひとつです。
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茎ブロッコリーとしてもおなじみの「スティックセニョール」です |
スティックセニョール:新野菜として、出回り始めたブロッコリーの一種で、茎が長く、つぼみが小さいタイプのブロッコリーです。先端に小さな花の咲いたアスパラガスのようにも見え、茎がポリポリとした食感で、甘く、柔らかいです。もともとは、ブロッコリーと中国野菜の芥藍(アブラナ科のキャベツのような中国野菜)を掛け合わせたものです。秋から冬にかけて、出回ります。
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