初めてのドイツ旅行で行くべき場所、やるべきこととは?

ノイシュヴァンシュタイン城

はじめてのドイツ旅なら王道の観光地ははずせない!画像は有名なノイシュヴァンシュタイン城

初めてのドイツ旅行。さてどこから回ればいいんだろう? ディズニーのモデルとなったお城は絶対行きたいしロマンチック街道は外せない。美味しいものも食べたいけれどビールとソーセージ以外のドイツ料理って何があるんだろう?……そんな人へ。
 
ドイツには見どころがたくさんあって首都だけでなく各地にちらばっているため、どこから行ったらいいのか迷ってしまいますよね。地方ごとに文化も食も個性があるのがドイツの大きな特徴なので、どの街を訪れるかで印象がずいぶん変わってくることでしょう。10年以上住んであっちこっち探検しているような私も、まだまだ知らない場所や文化・歴史がたくさんあって日々発見の連続です。それほど奥深く何度訪れても楽しめる国ですが、今回は初めてドイツを旅する人におすすめしたい、やっておきたいことや行っておきたい場所を選んでみました。
 
皆さんが初めて出会うドイツで、素敵な思い出がたくさんできますように。
Gute Reise!どうぞ良い旅を!

<目次>  

1. 美しいお城で王様気分とドイツの絶景を楽しむ

ハイデルベルク城

古城街道で人気のハイデルベルク城。様々な建築様式が見られる世にも美しい廃墟

ドイツには美しい古城が多数現存していますが、じつはお城には2種類あります。シュロス(Schloss)と呼ばれるのは主に住居用に造られた豪華絢爛なタイプが多く、もう1つのブルク(Burg)は防衛を目的とした要塞で、どちらかというと綺麗というよりはかっこいいタイプ。防衛用なだけにアクセスしにくい場所にあることが難点ですが、そのぶん絶景も楽しめます。
 
ドイツで一番有名なお城といえば、南ドイツにあるノイシュヴァンシュタイン城。ディズニーの眠れる森の美女のお城のモデルとして知られ、その美しさから白鳥城とも呼ばれます。その他にも世界遺産のヴァルトブルク城や、天空に浮かんだ姿がラピュタを彷彿とさせるホーエンツォレルン城、美しき廃墟ハイデルベルク城など魅力的なお城がいっぱい!
 
>>>ロマンチックな城下町 ハイデルベルクのおすすめ観光
 

2. 中世の可愛い町を訪ねメルヘンの世界にひたる

ローテンブルク

中世の面影たっぷりの可愛い町を訪ねよう!画像はローテンブルク

ドイツには中世の面影を残す町や、木組み家屋が並ぶ可愛い町がたくさんあります。日本人旅行者に圧倒的人気を誇る観光地といえば、ロマンティック街道のローテンブルク。城壁の中は中世の町並みがほぼ完璧に残されていて、タイムトリップ気分を味わえます。
 
>>>街が丸ごと中世のテーマパーク!ローテンブルクの魅力
 
ハーメルンの笛吹き男

ロマンティックな建物が並ぶメルヘン街道のハーメルン。伝説の笛吹き男に会えるかも?

有名なロマンティック街道以外にも、いたるところに可愛い町が点在するドイツ。グリム童話の舞台やグリム兄弟ゆかりの場所を結んだメルヘン街道沿いには、カラフルな木組みの家が並ぶ町や古城、森など童話の世界そのものの風景がぎっしり。まるでおとぎ話のなかに入りこんだような体験ができます。
 
>>>世界遺産とドクメンタの街カッセルとメルヘン街道の街

ドイツで唯一本物の中世の姿が残るレーゲンスブルクは、世界遺産にも登録されている美しい古都。ソーセージ屋さんや石橋など「世界最古」がいっぱいつまったこの町は池田理代子さん作『オルフェウスの窓』の舞台としても知られています。
 
>>>本物の中世が残る世界遺産の街レーゲンスブルク
 

3. ロマンチックな古城ホテルに泊まる

ザバブルク城

グリム童話『いばら姫』の舞台といわれるザバブルク城。塔の部屋でロマンティックな夜を過ごそう!

憧れの古城ホテル。一度は泊まってみたいけどお値段が心配……という人も多いのでは? ドイツの古城ホテルは意外にもお手頃価格のところが多いので、予算内に収まる可能性大。思いっきりロマンティックな夜を過ごしましょう。
 
『眠れる森の美女』を元にしたグリム童話『いばら姫』の舞台といわれるのが、14世紀に建てられたザバブルク城。ラインハルトの森と自然動物公園に囲まれてひっそりとたたずむ姿はまさにメルヘンの世界そのもの。
 
Dornröschenschloss Sababurg
 
トレンデルブルク城

『塔の上のラプンツェル』の舞台とされるトレンデルブルク城。内装もロマンティック

ディズニー映画で有名になった『塔の上のラプンツェル』の原作はグリム童話の『ラプンツェル』。そのモデルとされるトレンデルブルク城はドイツで初めての古城ホテルといわれています。ほぼオリジナルのままという館内は古めかしく重厚で丸ごと博物館のよう。
 
Hotel Burg Trendelburg
 
ドイツにはなんとユースホステルになっている古城もあるんです!ライン川流域のバッハラッハの山上にあるシュターレック城は絶景と朝食付きで一人22.50ユーロから!
 
Jugendherberge Burg Stahleck
 

4. 首都ベルリンで新旧のドイツを体感する

イーストサイドギャラリー

歴史の爪痕が残されているベルリン。画像はベルリンの壁をキャンバスにしたイーストサイドギャラリー

東西分裂と壁崩壊という波乱万丈の歴史を乗り越え、進化し続ける首都ベルリン。その激動の歴史を感じる記念館や壁の跡、世界遺産の博物館島など観光名所が目白押しです。この町の魅力を体感するには、カフェでお茶をしたり蚤の市をのぞいたり、ベルリーナー(ベルリン市民)のようにのんびり過ごしてみるのもおすすめ。
 
2019年はベルリンの壁崩壊30周年を迎え様々な記念イベントが開催されます。この機会にぜひ訪れて新旧のベルリンを感じてみてください!
 
>>>ベルリンの壁をめぐる観光スポット

 >>>ベルリンおすすめレストラン!ミシュランから格安まで

 >>>ベルリンの週末は個性あふれる蚤の市へ!
 

5. クラシック音楽やオペラを楽しむ

ゼンパーオペラ

歴史ある劇場で極上の音楽を楽しもう!画像はドレスデンのゼンパーオペラ

バッハ、ベートーヴェン、ブラームスなどを生んだ音楽の国ドイツ。クラシックファンはもちろんですが、普段あまりクラシックは聴かない、オペラって面白いの? という人(以前の私もそうでした)にこそおすすめしたいのです。なぜならドイツには世界に名だたるオペラハウスやオーケストラがたくさんあって、驚くほど安く鑑賞することができるから! 日本だと高価で敷居の高いイメージがありますが、ドイツはもっとオープンな雰囲気で誰もが気軽に楽しめます。歴史ある劇場の美しさや独特の高揚感に包まれる夜は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。
 
有名なドレスデンのゼンパーオペラ、バイロイト音楽祭が開かれるワーグナーゆかりの祝祭歌劇場、ベルリンのフィルハーモニー、ハンブルクに2017年オープンしたエルプ・フィルハーモニーの他、各地で観劇・鑑賞を楽しめます。2020年のベートーヴェン生誕250周年に向けてますます盛り上がるドイツで、極上の音色を堪能してください!
 

6. 美術館やギャラリーでアート鑑賞

アルテマイスター

ドイツには世界有数の美術館がたくさん!画像はドレスデンのアルテマイスター絵画館

芸術の国ドイツには、美術史に名を残す巨匠の作品を有する美術館がたくさんあります。有名なミュンヘンのピナコテーク、フランクフルトのシュテーデル美術館、ベルリンの博物館島の他、多くの都市の美術館で、日本で展示されたら何時間も行列ができてしまうような名画をじっくり鑑賞できるチャンス!
 
現代アートやデザイン分野では、世界中からアーティストが集まるベルリンをはじめ、多くの美学生が憧れる美大や見応えある美術館を有するデュッセルドルフやケルン、2019年に創立100周年を迎えるバウハウス誕生の地ワイマールなどもおすすめです。

バウハウス100ジャパン公式サイト
バウハウス100周年を祝い日本でもプロジェクトが発足。巡回展等も開催されます。
 
>>>ベルリンの世界遺産!5つの博物館が集まる博物館島

 >>>デュッセルドルフの美術館・ギャラリー
 

7. 日本とはちょっと違うドイツの温泉文化を体験する

バーデンバーデン

ドイツの温泉で至福の時間を過ごそう!画像はバーデンバーデンのフリードリヒスバード(C)Baden-Baden Kur&Tourismus GmbH

ドイツは日本と並ぶ温泉大国で、全国各地にBad (入浴、温泉の意味)と名が付く町が存在します。有名な保養地バーデン・バーデン(Baden-Baden)やフランクフルトの隣街ヴィーバーデン(Wiesbaden)などBadが付く町は温泉の湧く町、というわけですね。ドイツの温泉には日本とは違う驚きのシステムも存在します。これをクリアすれば極上の温泉・サウナ体験が待っています!
 
>>>ドイツの温泉・サウナの入り方!日本と違うマナーとは

>>>バーデンバーデン/ドイツの温泉

 >>>ヴィースバーデンで極上の温泉とグルメ体験

 >>>クナイプの温泉保養地、バート・ヴェーリスホーフェン

 >>>塩の温泉リゾート、バート・ライヒェンハル/ドイツ

 

8. 多種多様なドイツビールと極上のワインを味わう

ドイツビール

ビール天国ドイツで思う存分飲もう!画像はオクトーバーフェストのビール

ドイツに行ったら本場のビールを思う存分飲みたい! という人は多いはず。ドイツには醸造所の数が1350以上、銘柄は500種以上もあるといわれ、その多くが「ビールは大麦、ホップ、水によってのみ造るべし」(※後に酵母が追加)とするビール純粋令を守って造られています。地方ごとに様々な味わいの地ビールがあるので、ぜひ飲み比べを楽しんでください。
 
>>>読めばドイツのビール通!歴史からトレンドまで

>>>ドイツでビール三昧の旅。おすすめルートはこれだ!
 
ドイツワイン

世界の注目を浴びる極上のドイツワインを味わおう!画像はバーデン地方の「Heitlinger」

ドイツはビールだけでなく、じつはワインも世界のトップレベル。年間1000以上ものワイン祭りが開催され、ワインの消費量世界4位、スパークリングワイン(ゼクト、セッコなど)の消費量は世界チャンピオンという「ワインの国」でもあるのです。国外不出の美酒も多いのでぜひ現地で味わってみてください。
 
>>>ドイツワイン完全ガイド!種類や等級、産地と人気銘柄
 

9. 郷土料理やスイーツを堪能する

白ソーセージ

郷土色豊かなドイツ料理を味わおう!画像はミュンヘン名物の白ソーセージとレバーケーゼ

ドイツ料理といえばソーセージがあまりにも有名ですが、じつはほかにも美味なるものがたくさんあるのです。南ドイツの豪快な肉料理に北ドイツの新鮮なシーフード、東部ドイツに多いバウムクーヘンやシュトレンといった伝統菓子、春野菜の王様シュパーゲルや秋のきのこなど旬の味、世界一種類が多いといわれるパンなど、バラエティに富んだドイツの味を堪能してください!
 
>>>世界一美味しい!? ドイツのファーストフード

 >>>ドイツパンの種類と特徴、おいしい食べ方、人気店5選

 >>>ドイツ野菜の王様シュパーゲル(白アスパラ)とレシピ
 
ドイツ大使館Young Germanyグルメブログで郷土料理を紹介中です。
 

10. メイド・イン・ジャーマニーの逸品やプチプラ土産をゲットする!

シュタイフ

一生モノのドイツの逸品を手に入れよう!画像はシュタイフのテディベア

リモワのスーツケースにモンブランの万年筆、テディベアにマイセン、ビルケンシュトック……世界の最高峰と賞賛されるメイド・イン・ジャーマニーのブランドは、数えきれないほどたくさんあります。クラフトマンシップの誇りを持って生み出されたこだわりの逸品たちは、長く大切に使いたいものばかり。自分へのお土産にぜひ!
 
>>>ドイツ生まれの有名ブランド10選

ばらまき用のお土産をまとめ買いするならスーパーマーケットやドラッグストアへ。グミ、チョコレート、ポップコーンといったお菓子や食品、エコバッグなどの雑貨や、ハンドクリーム、自然派コスメまで「安くていいもの」の宝庫です。
 
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