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金髪(ブロンド)の種類は?イエベかブルべかで似合う金髪も変わる!
日本では、黒髪か茶髪の人が大多数を占めていますが、以前に比べると、金髪にする人が増えています。一度は金髪を試してみたいとお考えの方は、案外多いのかもしれません。いつか金髪にする日のために、知っておきたいヘアカラーの基本をご紹介します。まずは、金髪の色の種類を見ていきましょう。
■ブロンド 金髪と言って、まず連想するのは、金色の輝きが強い金髪ではないでしょうか。ヘアカラーの色名には、ライトゴールド 、ミルキーブロンド、バターブロンド、クリーミーブロンドなどがあります。
■プラチナブロンド 金髪の中でも、プラチナやシルバーのように白っぽい輝きを放つ金髪もあります。ヘアカラーの色名には、プラチナブロンド、シルバーブロンド、ホワイトブロンドなどがあります。
■ストロベリーブロンド ピンクや赤みを帯びた金髪もあります。ストロベリーブロンド、ローズブロンド といった色名で呼ばれています。
■ダークブロンド ブロンドとブルネット(褐色)の中間くらいの髪色は、ダークブロンド、キャラメルブロンド、ベージュといった色名で呼ばれています。
■オンブレ(グラデーション) 「オンブレ」は、陰影をつけるという意味で、絵画などで、色に段階的に濃淡をつけ、グラデーションを出すことを言います。この言葉が、ヘアカラーにも使われるようになり、毛先のみを明るくしたコントラスト強めのグラデーションカラーをオンブレと呼びます。
オンブレカラーのコントラストをソフトにしたのが「ソンブレ(ソフト+オンブレ)」。オンブレよりも柔らかくナチュラルな印象になります。
オンブレやソンブレによく似た手法に「バレイヤージュ」があります。バレイヤージュとは、ほうきで掃くとういう意味のフランス語で、髪の表面に、ナチュラルなハイライトをハケで入れていく手法です。
このような手法を用いると、伸びかけの生え際の色も、グラデーション効果で目立たちにくくなります。また、ハイライトが髪全体に部分的に入ることによって、顔色を明るく見せる効果もあります。
このように、金髪といってもさまざまな色みがあります。自分に似合う金髪を選ぶ際に、パーソナルカラーは手がかりとなるでしょう。
たとえば、あたたかみのあるブロンドは、ブルーベースよりもイエローベースに似合います。プラチナブロンドのようにクールな色であれば、イエローベースよりもブルーベースに似合います。髪色の印象がソフトかハードかも重要で、やわらかい印象の髪色であれば、スプリングタイプやサマータイプに、ハードな印象の髪色であれば、オータムタイプやウィンタータイプに似合います。
【パーソナルカラー診断の解説記事】
イエベorブルベを診断!パーソナルカラーの基本
20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 女性編
20秒で診断!パーソナルカラー(似合う色)診断 男性編
スプリング(春)タイプ 女性編
スプリング(春)タイプ 男性編
サマー(夏)タイプ 女性編
サマー(夏)タイプ 男性編
オータム(秋)タイプ 女性編
オータム(秋)タイプ 男性編
ウィンター(冬)タイプ 女性編
ウィンター(冬)タイプ 男性編
※あくまでも簡易診断/自己診断です。判断に迷うときは、カラードレープを使ってお顔映りの良し悪しを判定するパーソナルカラー診断を受けることをおすすめします。
金髪が似合う人の特徴
金髪は日本人には本来ない髪色です。金髪に染めると、周りは「なぜ金髪にしたのか」「どんな人なのか」「どんなライフスタイルなのか」など、想像をかきたてられることが多いようです。たとえば、サッカー日本代表の長友佑都選手は、ロシアW杯に先立ち、金髪にしました。金髪にした理由について、Twitterに次のように投稿しています。
また、脳科学者の中野信子さんは、金髪を隠すために黒髪のウィックを使用していたことを明らかにしています。中野さんは、ヘビメタがお好きで、ゴスロリ系のファッションをお召しになることもあるのだとか。スーパーサイヤ人になってチーム救いたい。。
髪だけは明るく。。
みんな笑ってくれよ。笑
著名人の場合は、メディアを通して金髪にした理由を明らかにする機会があり、親近感もわいてきます。一般人は著名人のように注目されないとはいえ、外出すれば目立ちます。金髪に合うファッションをお召しになっていれば、通りすがりの人も納得感があるのではないでしょうか。
たとえば、コンサバなOLファッションに金髪は、似合う似合わない以前に、違和感を覚える人が多いはず。日常的に金髪を楽しむのであれば、ストリート系もしくはモード系など、着る人の個性が光るファッションと相性がよいでしょう。
また、ウィッグで金髪を楽しむ、コスプレのような楽しみ方もありますね。
金髪にしたときの眉毛の色はどうしたらいい?
金髪なのに、眉の色が黒いままだと、手抜きした印象を与えがちです。そのため、髪を金髪に染めたときは、眉の色も明るくした方がよいと言われます。金髪にするときは、アイブローや眉マスカラもしっかり吟味するとよいでしょう。金髪にしたときはどんな髪型がありうる?
金髪にするには、ブリーチをして髪色を抜いてから、カラーリング剤で染めます。髪が痛みやすくなり、時間もかかります。たとえば、ロングのストレートを金髪にした中国系アメリカ人女優ルーシー・リューは、8時間かかったと言われています。せっかく金髪にしても、髪の痛みが目立ってしまうと、印象は悪くなります。また、髪が伸びてくると、髪の根元の黒さが目立ちます。美しい金髪を維持するには、ホームケアに加えて、2週間に1度は美容室でメンテナンスするのが望ましいと言われます。
ロングよりもミディアム、ミディアムよりもショートの方が、メンテナンスしやすいでしょう。髪の毛のパサつきが目立ちにくい髪型にしたり、髪のダメージが進行しにくいように、スタイリングしやすい髪型にしておくことも大切です。美容師と相談しながら具体的な髪型を決めましょう。
金髪が似合う芸人・俳優といえば誰?
ビートたけしさん、所ジョージさん、松本人志さんなど、大御所芸人が金髪にしています。年齢的に白髪を隠すためではないかとも言われていますが、飄々とした語り口にマッチしています。カズレーサーさん、伊達みきおさん、ウド鈴木さんなど、一方が金髪にしているコンビもあります。髪色、髪型、体型、ファッションなど、すべてが個性的なので、記憶に残りやすいのではないでしょうか。
綾野剛さん、坂口健太郎さん、有村架純さんなど、俳優や女優は、役作りとして金髪にすることが多いですが、音楽家、俳優などマルチに活躍する星野源さん、阿部サダヲさんは、役作りのためではなく、金髪にしたことがあります。
香取慎吾さん、手越祐也さんなど、金髪のアイドルも増えています。アイドルも歌以外の活動が増えており、新しいタイプのアイドルというイメージが、仕事の機会を増やしているのかもしれません。
日本人が金髪にする場合、色白のほうが似合うという説も見受けられますが、ローラさん、安室奈美恵さんのような健康的な肌色に金髪が似合う場合もあります。
このように、芸人、俳優、アーティスト、アイドルなど、ジャンルによって、イメージの方向性は異なりますが、ヘアカラー、ヘアスタイル、ファッションなど、トータルなイメージづくりが好印象につながっているようです。
一度金髪にしてみたいとお考えの方は、どれくらいの期間、金髪にするのか、金髪の次はどのような髪色・髪型にするのか、美容師と相談しながら、大まかに計画を立てておくとよいでしょう。
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