40代のアラフォー女性が結婚した秘訣とは? 婚活に成功した人たち
難しいと言われる、40代からの婚活。幸せな成婚をつかんだ人たちのエピソードを紹介します。
ガイドは、ファッションとブライダルの街、表参道で結婚相談業を運営していますが、こちらでは3日に1組のカップルが誕生しています。実際にどんな40代がめでたく結婚しているのでしょうか? いくつか実際にあった例を紹介しましょう。
1. 42歳女医A子の、意外な「趣味友」婚の場合
42歳のバリキャリエリート女性の結婚エピソードです!
そんなA子さんに結婚相手に求めるものを聞いてみると、経済力や学歴などというスペック的なものはまったく出てきません。男性のプロフィールから、「趣味」のところだけをチェックして自分から申し込みをしました。そして、お見合いに進み、3回目のデートで自ら「結婚してください」と即プロポーズ! 男性は「まさか女性のほうから、この僕に!」とふたつ返事でOKしました。では、この二人の共通の趣味はというと、なんと「麻雀」だったのです。お見合いから婚約まで1か月足らずの2人は、超スピード婚。A子さんは自分に経済力や学歴というスペックがあるからこそ、相手にそれを求めず、とにかく一緒にいて楽しい人を見つけたのです。
2. 44歳介護士B子と、年収1500万円の会社経営者の場合
44歳の介護士は経営者と結婚!
ところが入会後、B子さんの美意識が目覚めます。まずは、パーソナルスタイリストに依頼して、自分に似合う女性らしくおしゃれな洋服を購入しました。髪型はミディアムヘアをひとつ結びにするだけだったのですが、ヘアアレンジレッスンを受けて、綺麗なカールケアにセットできるようになりました。まつげにはエクステをつけて目元ぱっちりにして、メイクの腕も鍛え上げました。結果、第一印象で「小綺麗でおしゃれだな」と思われるような、華やかで清潔感のある見た目に、見事変身しました。正直、入会時とは別人かと思うほど。
そして、数名の方とお見合いやデートをした3か月後、とんでもなく好条件のハイスペック男性と交際へと進み、2か月後、B子さんの45歳のお誕生日がやってきます。
彼から「B子さんが好きなものプレゼントしたいから、一緒にデパートに行きましょう!」と誘われて、欲しかった香水を選んだところ……「僕と結婚してください。一生幸せにします!」というプロポーズも一緒にいただいたと言うのです!
婚活を始める前は、男性とお食事どころか、お茶する機会もほとんどなかったというB子さん。突然、婚約を発表すると、職場の同僚にたいへん驚かれ、ましてや相手が年収1000万以上の経営者と知り、みんな再びびっくり! という反応の中、幸せに寿退職したのです。変わりたいと思うことに年齢は関係ありませんね。まさに、40代のシンデレラストーリーです。
3. 45歳の看護師C子さんの場合
気が利く45歳看護師はわずか2か月でプロポーズ!
ある時、「このまま誰からも愛されることもなく、男性を知らないまま死んでいく自分ってかわいそう。何のためにこれから生きていけばいいのだろう? このままただ自分が生活するためだけに働き続けるなんてツライ、悲しい、むなしい……私だって誰かに必要とされ、愛し愛されてみたい!」と懇願し婚活を始めたのです。
こちらのC子さん、実は今まで一度も男性と交際したことがありませんでした。40代でこうなるとなかなか厳しい成婚への道のり……飛びぬけて綺麗でもスタイルが良いわけでもない、ごくごく普通の45歳女性の彼女。でも、C子さんは、とーってもマメで、マジメで、素直で、気が利く性格美人だったのです。
思い起こせば、初めてのお見合いにすっぴん状態で来たC子さんを見て、びっくりした私がダメ出ししながらフルメイクをレクチャーしたのです。メイクのダメ出しをすると「失礼な!」と怒る女性も多いのですが、拗ねることなくじーっとメイクされる自分の顔を見て、素直に御礼を言って出かけていきました。するとその帰り道、たくさんのおいしいジュースを私たちの事務所に届けてくれました。暑い夏に重いジュースを運ぶなんて大変だったでしょう、と気遣うと「とても助かったので、その日のうちに届けたかったんです」と。そういう素直で律儀なところがある女性です。お見合いでも、そんな謙虚で素直な女性ということがわかったのでしょう。お見合いから2か月足らずで、プロポーズされました。結婚相手に彼女の印象を聞いてみると……
「とにかく穏やかで優しい人だなって。40代の婚活女性というと、ガツガツしていて怖い人が多いんです。趣味は何ですか?と聞いたら、『事前にプロフィール見てこなかったのですか? 失礼じゃないですか?』と怒り出す人もいました。その点、C子さんは初対面のときはもちろん、いつもニコニコして穏やかで優しいので、お会いするたびに安らぎを感じました」というのです。
そんなC子さん、18歳から今までずっと一人で生きてきましたが、もう生活の心配をすることなく夫の帰りを待つ日々。夕方6時になると、「そろそろ夫の仕事が終わる時間。早く帰ってこないかな?」と思いソワソワするのだそうです。日曜日にはご夫婦でガーデニングを楽しみ、ゴミを捨てにいくのも、お風呂に入るのも一緒。だれかと生きることに愛されることに幸せを感じ、夢じゃないかと思う毎日だそうです。45歳になって、夢の専業主婦になったのです。
いかがでしょうか? 40代で結婚できる人は、1000人に数人です。その1000人に数人の中に入るにはなにが必要なのでしょうか? 一度立ち止まって考えてみるのはいかがですか?
結婚できるアラフォー女性は必ず何かアピールできる武器を持っています。婚活を始めたばかりの女性でも、少しずつ自分磨きをして、確実にステップアップしていけば成婚をつかむことができるのです。逆に言えば、何の努力もせずにずーーっと男性のアプローチを待っているだけでは待ちぼうけで終わってしまいます。
また、40代だったらお子さんに恵まれるのは難しいかもしれません。でも、結婚の目的はそれだけではありません。今まで一人ぼっちだったけれど、今後の40年50年を愛され守られて生きていく幸せを掴みませんか? 今は仕事が楽しい、趣味が楽しいと言っても、いつまでも若くはいられないのです。「結婚」は1つの点ではありません。入籍したその日から2人の生活が始まり、続いていくのです。後回しにしないで自分の人生や幸せについて考えてみてくださいね。
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