植草美幸の恋愛コラム

勘違いおばさんの痛い特徴とは?「年齢より若く見えるんです」

「勘違いおばさん」=実年齢よりも若く見えると勘違いしている女性は意外と多くいます。でも実はそれ、自分を客観視できていない痛いおばさんになっているかも……。今回は、自称「年齢より若く見えるんですおばさん」の特徴を紹介します。

植草 美幸

執筆者:植草 美幸

恋愛ガイド

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「勘違いおばさん」実年齢よりも若いと思っている人の特徴とは?

年齢より「若く見える」と思い込むイタイおばさんの特徴とは...?

年齢より「若く見える」と思い込むイタイおばさんの特徴とは...?

結婚相談所を経営している私のもとには、日々「結婚したい!」と切望するたくさんの独身男女が相談に見えます。

厳しいアラフォーの婚活事情をお話しして激励していると、「でも~私、実年齢より若く見られるんです!」とのたまう人が意外と(!)多くいらっしゃいます。

彼女たちの主張は、「だから、もっといい男と出会わせて!」ってことなんですが、イタタタタ……! そんなこと言っている人ほど、自分を客観視できないだけ! というパターンが多いんです。

今回は、そんな自称『歳より若く見えるんです女』のイタすぎる特徴を紹介していきます。
 
<目次>
 

若いと思っているおばさん:服は20代~30代向けを着用

自分が一番魅力的に見える服装は、年齢によって変化する!

自分が一番魅力的に見える服装は、年齢によって変化する!

40歳を過ぎているのに、20代の女性と同じような服を着て、「若いって言われる」……って。「それは、“服が”若いですね」の間違いですよ、と言いたくなる、どうみてもイタい、激痛パターンですよね。あと、もう一つが、自分が20代の頃に着ていた古臭~いガーリーOLファッションを着ているパターン。青春時代のまま時代が止まっちゃってるのね、アイタタタ……。

そもそも、アパレルブランドは対象年齢の方に合うようにデザインされています。例えば、30代から厚みが出てくるお腹、老けてくすんでくる肌。これを上手にカバーできるデザインや色遣いにシフトしていくのが考え抜かれた好印象ブランドです。20代向けの服をいつまでも着ていると「あれ? 急に似合わなくなったな」と思う瞬間があって然るべきなのです。

ウエストがブヨブヨでボンレスハム状態のまま堂々と20代ブランドを着てイタイのは当然ですが、一方で「痩せ型」というだけで若いと思い込んでいる人もいるので要注意。体重が変わってなくても、顔も体も確実に老けてますから、年相応の服装で、「若作り」から「若く見える」ファッションへシフトすべきです。

最近はプチプラファッションでもおしゃれに見える!という意見もあるかもしれません。コーディネート上手やファッションのプロであれば、自分に似合うものがわかるのでしょう。でも、基本的には「安物の服でもかわいく見えるのは25歳まで」と、頭を切り替えることをおすすめします。街を見渡して「みすぼらしいおばさんだな」と思うことはありませんか? そう思われているかもしれませんよ。

大人なんだから、外に出るときはTPOや年齢に合った、上質な服を着るべきです。しかも恋愛したいと思っているなら、いつでもどこでも出会いの場であるはず! まずは、自分に合った色・デザインで良質のものを着て、安物買いの銭失いにならないようにしましょう。
 

若いと思っているおばさん:手抜きメイク=ナチュラルメイクの認識

ただの手抜きメイクを、ナチュラルメイクと思い込んでいる人もいます。BBクリームだけの手抜きメイクをして、眉毛や産毛は伸び放題。「肌が若いって言われるんです~」なんて言っていても、はじめて出会った男性は「ただの女を捨てたおばさんだ」としか思いませんよ。どこで間違って、薄メイク=若く見えると思ってしまったのでしょうか?

そもそも、素肌でもかわいいのは10代まで。いい年こいて手抜きをしていると、ただ汚らしくみすぼらしく見えるだけ。シワもシミも出てくる、口角は下がり唇は薄くなり、ほうれい線やたるみも出て、血色だって悪くなるんです。

若い子と並んでデパートの鏡の前に立ってみたらよくわかります。あなた、本当に若く見えますか? 等倍で気づけないなら、拡大鏡で見て「真実の鏡」を直視してください。

そして、前髪が1ミリいつもと違うだけでピーピー騒いでいた若かりし頃の美意識を思い出し、感受性を高くし、人の目を意識して、恋愛のアンテナを張りなおしましょう!
 

若いと思っているおばさん:年齢に似合う成熟度合いに達せていない

若さよりも成熟した年相応の魅力を兼ね備えたい...!

若さよりも成熟した年相応の魅力を兼ね備えたい...!

結婚したり、子供ができたりすると、新しいライフステージへの移り変わりを経験し、人間力が成長していくものです。そしてその経験の中で、自分の「老い」も感じるものです。

でも、実家暮らしのまま独身で、両親に依存して家事もお任せ。経済的な自立すらしていないアラフォーは、いつまで経っても中身が子どものまま。これ、ホメてませんからね!

こういう人は、一人だけ時が止まってしまっています。何十年も成長をしておらず、いつまでも自分は20代、いや10代の気分のままでいるのです。

周りをしっかり見て、自分自身を見て、「真実の年齢」を自覚すれば、軽はずみに「私って年より若く見えるんです~」なんて言えません。同じように時が止まったお友達やママとばかりつるんでいないで、子持ちの既婚者と話してみて、時の流れを感じてください。
 

若いと思っているおばさん:周りに気を配れない態度と発言

自己中心的で、すぐブーブー文句を言ったり、場の空気を乱す人……たまにいますよね。こういう人は、客観的に物事を判断できず、自分のことも過大評価しがち。「私って若く見えるから~!」などと自慢げにのたまっているのはこういうタイプ。

周囲は「別に若くみえないけど……」と思いながらも、会話すら面倒くさくて、ダメ出しする気にもなりません。鈍感、そして性格がズーズーしいので、人に対して横柄。「値段が高い」と思えば値切ってみたり、「店員の態度が気に入らない」とクレーム。若く見えるどころか、典型的なズーズーしいおばさんでしかないんですけど……!


以上「私って年より若く見られるんです」と言っている、年相応の女性によくいるパターンでした。

女性にとって「恋愛」と「美」は切っても切れない問題です。いくつになっても若々しく美しさを保つ人はパートナーやそれ以外の方からも愛され続けます。ただ、中には何の努力もせずにただ老けていく、THEおばさんがいるのも事実です。

いえ、年を取るのは仕方がないことです。でも時間は平等なのですから、うまく時間を使って、美しく年を重ねながら大人の教養、仕草、身のこなしも身につけていきましょう。

若く見られたい気持ちはだれしも少なからずあるものですが、若作りしたり、若く見えることをアピールするのはやめましょう。それこそおばさんの始まりです! みなさんが良い年のとり方をして、若い人たちの良き人生の先輩となれますように!

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