グルメ・各国料理(海外)/各国料理

東南アジアの料理(6ページ目)

日本と同じお米文化の東南アジア。しかし合わせて食べるおかずの味はまったく違い、唐辛子やココナッツミルクなどを用いたエキゾチックなテイストが魅力。酸味や辛味の絶妙なバランスにはまる人も多いはず!

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

マレー・中国・インドの食が集結、マレーシア料理

スチーム・ボート。チリソースやニンニク醤油のタレが食欲を誘う(c)ASEAN-Japan Centre

スチーム・ボート。チリソースやニンニク醤油のタレが食欲を誘う(c)ASEAN-Japan Centre

マレーシアのパン的存在、インド料理のロティ・チャナイ(c)ASEAN-Japan Centre 

マレーシアのパン的存在、インド料理のロティ・チャナイ(c)ASEAN-Japan Centre

国土の60%を熱帯雨林で覆われたマレーシアは豊かな自然に恵まれた美しい国。マレー、中国、インド系などが集まった多民族国家ゆえ、本格的なマレー料理、中国料理、インド料理が楽しめます。また中国から移住してきた人とマレー人の文化が融合したニョニャ料理もぜひ試したいところ。代表的なニョニャ料理は、魚のすり身や野菜をバナナの葉に包んで焼いた「オタオタ」です。

マレー料理の特徴は、ココナッツや唐辛子、レモングラスなどを多用したスパイシーな風味。食卓にはサンバルと呼ばれる唐辛子を使った辛いソースも欠かせません。サテ(串焼き)につけたり、料理につけたり、その用途は多彩。ちなみに国教のイスラム教はお酒と豚肉を禁止しているので、サテには鶏、牛、マトンなどが使われます。

インド料理で人気がある「ロティ」は、小麦粉の生地をうすくのばして焼いたもので、カレーソースをつけて食べます。ほかには肉や魚、野菜を鶏スープなどで食べる中華風のよせ鍋「スチーム・ボート」もマレーシアらしいひと品。また、サテをはじめ、ナシゴレン(マレー風チャーハン)やミーゴレン(マレー風焼き飯)などインドネシアと共通する料理も少なくありません。
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