冬こそスタイルアップを目指すべき理由
冬は、太りやすい?
とはいえ、冬は過ごし方次第で、ダイエットに成功しやすい季節でもあるのです。冬に理想の体に近づくためのノウハウを、Q&A方式でまとめました。
【INDEX】
・「冬太り」のメカニズムQ&A
・つい食べ過ぎちゃったときのリセット策Q&A
・春までにキレイになる!「冬トレ」の極意Q&A
「冬太り」のメカニズムQ&A
Q. 「冬太り」というけれど、冬は本当に太りやすいの?
冬に太る1番の原因は、「活動量の低下」です。寒くなると、どうしても体を動かすのが億劫になったり、休みの日には部屋にこもりがちになってしまいますよね。それなのにお付き合いの機会が多く、食べる量が増えている……ということになれば、太るのは当然!
でもじつは、冬がダイエットに成功しやすい季節でもあるのをご存じでしたか?
なぜなら、低い気温でも体温を一定に保つため、体はより多くのエネルギーを必要とするからです。
冬の間にトレーニングで活動量を増やし、食べる量をある程度コントロールすることでダイエットに取り組むのは、実は合理的なのです。
Q. 脂肪になる前に運動すべき……では、食べたものが脂肪になるのはいつ?
食べたものが脂肪として体につくまでには若干の猶予がある
「昨日食べ過ぎたから、体重が増えた」とあせった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか? でも、食べたものはすぐにぜい肉になるわけではありません。
個人差がありますが、摂取したものが「脂肪」という形で体に定着するまでの時間は、2~3週間だと言われています。食べすぎてしまった後の対策を打つのが早ければ早いほど、脂肪として体に定着するのを防ぎやすくなります。
つい食べ過ぎちゃったときのリセット策Q&A
Q. 食べ過ぎてしまったときのおすすめのリセット法は?暴食の翌日には、胃腸を休めるように意識します
リセット法としてガイドが実行しているのは、「プチ断食」です。暴食の翌日は胃腸が疲れているので、水分を摂取しながら、夕方までプチ断食を行って内臓を休ませます。
何も食べないことが辛い場合は、野菜、果物ジュース、リンゴなど、胃腸に負担のかからないものをよく噛んで摂取します。ハーブティーなど胃腸に優しい温かい飲み物をゆっくりと飲むのもいいでしょう。
断食を終えたら、徐々に体に食べ物を慣れさせるつもりで、おかゆや蒸した野菜、消化を助けるヨーグルトなど、消化の良いものをとるようにします。
年末年始にごちそうを食べ過ぎてしまった場合、このような方法で胃腸を休めることで、体が軽くなることもあります。
ただし、生理中や活発に体を動かさなければならない日にはエネルギー不足に陥る可能性がありますので、「プチ断食」は少し延期した方がいいでしょう。
参考:だるい下半身をスッキリさせるヨガポーズ
Q.正月料理は、おいしい物の誘惑がたくさん!どんなものを食べたら太りにくい?
年末年始でも太りにくい食習慣についてAllAbout 食事ダイエットの記事から紹介します。
■糖分・塩分の多いおせち料理には注意
おせち料理は和食なのでヘルシーだと思っている方もいるかもしれませんが、おせち料理は日持ちを長くさせるという理由から、糖分や塩分が高く、太りやすいメニューが多くなっています。
例えばカロリーの高いメニューを紹介してみると、「栗きんとん」は栗1個あたりで約90kcal、「伊達巻」は1切れで約50kcal、「お雑煮(お餅2個)」は約300kcal、「煮しめ」は1人前で約300kcal、「牛肉牛蒡巻き」は一人分で約150kcalとなっていますので、注意しながら食べると良いでしょう。ちなみに、「数の子」や「かまぼこ」は低カロリーとなります。
■食べる量は最小限に
色々なメニューを食べてもOKですが、とにかく食事の全体量を抑えましょう。特にカロリーの高いメニューに関しては一口と決め、それをよく噛んで味わいながら食べることを意識。お餅も1回につき1個、1日2個までと決めれば、食事を楽しみながら太らずに済むことができるでしょう。
出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/466778/
春までにキレイになる! 「冬トレ」の極意Q&A
Q. 冬にトレーニングするとどんなメリットがあるの?冬こそダイエットのチャンス!
「美は1日にしてならず」といいますが、薄着の季節になってから突然やせようと思っても、体型をすぐに変えるのはとても難しいことです。
冬は、体温を維持するために基礎代謝が上がっていますから、比較的ダイエットの結果が出やすい季節です。毎日少しずつトレーニングを続けることで、コートや厚いニットを脱ぐ春までにスタイルアップを目指しましょう。
Q. 「ドローイン」をする時は、空腹の方がいいってホント?
呼吸をすることで、インナーマッスルを鍛える「ドローイン」ですが、できれば空腹時に行いましょう。なぜなら、満腹時ですと、息を吐き出す時にお腹を目いっぱいへこませる動きが思うようにできない可能性があるからです。
空腹時に行った方が、より効果的にインナーマッスルを刺激でき、脂肪が燃えやすくなります。
取材・執筆/北川和子