もらった年賀状、どうしていますか? 保管期間と処分方法
もらって嬉しい年賀状ですが、その後どうしていますか?保管期間や処分方法って?
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いつ処分する? 年賀状の保管期間
年賀状の保管に決まりはないため早めに処分する人もいれば、ずっととっておく人もいるでしょう。巷の様子を知るために、「年賀総研」(株式会社コネクティット)による「年賀状の保管期間」調査結果を紹介します。 「年賀状の保管期間」調査結果を見てみると、じつに74.1%の人が2年以上保管していることがわかりました。さらに5年以上保管している人は51.8%と過半数に達しています。1年程度は14.7%、1週間から半年程度をまとめると8.1%、保存しないは3.0%という結果でした。もらった年賀状を次年度の作成に活用するという声は多いのですが、作成したら処分するという人は少数派で2年以上は保管しているようです。
ガムテープでぐるぐる巻きも… 年賀状の処分方法って?
このまま捨てるわけにもいかないので、皆さん工夫しています
<年賀状の処分方法>
- 束ねてガムテープをぐるぐる巻いてからゴミに出す
- 束ねて側面に接着剤をぬり、全体をくっつけてからゴミに出す
- 封筒や紙袋に二重、三重に入れてからゴミに出す
- 一枚一枚破いてからゴミに出す
- 一枚一枚個人情報部分をマジックや専用の道具で塗りつぶしてからゴミに出す
- 一枚一枚シュレッダーにかけてからゴミに出す
以上は「個人情報保護に配慮しながら家庭ゴミに出す」場合ですが、それ以外では「郵便局の回収箱に入れる」「左義長で焼く」という声がありました。そんな方法があるのかと驚く方も多いはず。ガイド・三浦もその一人なので、真相を確かめてみました。
郵便局の回収箱に入れて年賀状を処分する方法
まずは「郵便局の回収箱に入れる」という方法ですが、そもそも郵便局に年賀状を回収する箱があるのでしょうか?日本郵便に問い合わせてみたところ、「基本的にはありませんが、使用済のはがきの回収箱を設置している郵便局もあります」とのこと。「市区町村の役所からの要請があった場合、郵便局の判断で設置している」そうです。イレギュラーのため設置の有無や設置期間などは、個別に確認してくださいとのことでした。
左義長/どんど焼きで年賀状を焼く方法について
正月飾りなどを焼く左義長/どんど焼きには、年神様を送るという意味があります
本来は神事である左義長で年賀状を焼くことが「あり」なのか「ありえない」のかは意見が分かれるところで、焼いてもらったという人もいれば、断られたという人もいます。
そこで、神社本庁に問い合わせてみたところ、そのような話は初耳だそうで、「一般的ではありませんが、神社ごとに判断し対応されているのだろう」との見解でした。左義長で焼いてもらいたい方は、事前に確認をしてください。
未使用や書き損じた年賀はがきの処分方法
保管していた年賀状に、未使用や書き損じた年賀はがきが残っていることがありませんか。私製ではなく官製なら、郵便局で交換してもらえます。【未使用の年賀はがき】
- 1枚あたり5円の手数料で普通はがきや切手などに交換できます(まだ年賀はがきの販売期間内であれば、手数料なしで年賀はがきや普通はがき、切手などに交換することができます)。
- 年賀の文字を二重線で消せば、普通はがきとして使えます。応募などをする際に使用する人も多いです。
【書き損じた年賀はがき】
- 1枚あたり5円の手数料で普通はがきや切手などに交換できます。
また、官製の年賀はがきはユニセフやNPO法人などに寄付することもできます。未使用や書き損じた官製の年賀はがきは、捨てるのではなく、自分に合った方法で処分するとよいでしょう。
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