「角瓶」は来年10月8日で80歳

角瓶

角瓶

「角瓶」が高い人気を得つづけている。角ハイボールというドリンクスタイルが定着し、いまや日本のウイスキー界のスターである。
2007年10月の記事『秋の味覚、秋刀魚のようなウイスキー』で、そのとき発売70周年を迎え、「角瓶」を“さんま”“いぶし銀”と称えた。地味ながら根強いファンを持ち、名脇役的存在でロングセラーをつづける姿を語った。しかしながらその後、角ハイボールによってたちまち大スターとなった。
「角瓶」の誕生は1937年10月8日。今年79歳。来年は記念すべき80周年を迎える。80歳のスターである。
居酒屋をはじめとした料飲店で角ハイボールを愛飲されていらっしゃる方も多いだろう。あるいは自宅で、ソーダで割って自分なりの角ハイボールを味わったり、水割りやロックを楽しんでいらっしゃる方も多いはずだ。
では、今回はスターを称えながらも、「角瓶」(700ml・40%・¥1,590/価格は希望小売価格・以下紹介製品同様)以外で、是非自宅で味わっていただきたいおすすめのブレンデッドウイスキーを紹介しよう。

シェリーの感覚が心地よい「オールド」

オールド

オールド

昨年秋『トリス<クラシック>新発売/すっきり軽快ウイスキー』の記事で紹介した「トリス<クラシック>」(700ml・40%・¥900)は、クリアなすっきりとした感覚でとても口当たりがスムース。なんといっても希望小売価格が900円という、自宅で気軽に味わえる価格が魅力だ。
ただし今回は、1970年代から水割りという飲み方を創出し、80年代半ばにかけて“水割り文化”とたとえられるほどの大ブームを巻き起こし、食中ウイスキーとしては角ハイボールの先輩格にあたる「オールド」を是非にとおすすめする。わたしがヤングの頃は、「オールド」が大スターだった。
「オールド」(700ml・43%・¥1,880)は43%のアルコール度数で、自宅でじっくりとオン・ザ・ロックという人にはとくにおすすめしたい。以前よりもシェリー樽熟成モルトの香味が強調され、芳醇なまろやかさがより増している。ハイボールでもいいが、食事の際に時に水割りにして味わってみてはいかがだろう。
次ページでもおすすめのブレンデッドウイスキーをご紹介する。(次ページへつづく)