パクチーは気の流れをよくして邪気を追い払う生薬だった!
生薬名をゲンスイと呼ぶが、果実のゲンスイシ(コリアンダーシード)も同じような作用がある
しかも芳香性が高いので、気のめぐりをスムーズにする作用があります。日本の梅雨は高温多湿でジメジメとして不快感が高いのですが、芳香性のある食材には湿気をとって気分を晴らしたり、消化を良くする働きのものが多くあるので、ぜひ摂取してほしい食材の一つです。
梅雨時に摂取したい食材とは?
食べられる身近な生薬たち。シソの茎やショウガの皮も作用があるので一緒に食べたい
■解表作用のある食材
シソ、ショウガ、ネギ、香菜、トウチ、シナモンなど
梅雨時は湿気のせいで気のめぐりも悪くなります。芳香性のある食材は、気の流れをよくし、湿気を取り除いたり、食欲を促進するものが多くあります。
■芳香化湿作用のある食材
山椒、香菜、シソ、陳皮、ジャスミン、フェンネルなど
このほか、胃腸の働きをよくするものや利尿作用のあるものもオススメです。こちらを詳しく知りたい方は「食欲不振、だるさを解消させる~梅雨の薬膳~」をご覧ください。