リーダーになる人・なりたい人へおすすめの価値ある10冊!

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ジャンルを問わず、良書を読む習慣は人生を豊かにします。

突然の人事異動でリーダー・管理職になった人、将来リーダーになりたい人で、リーダーの心構えを知ろうと本を手にとる人も多いのではないでしょうか?今回はそんな人にお薦めしたい本10冊を選びました。

今回は3つのカテゴリーに分け、「舵取りをするリーダーとして、時流を掴むための良著」3冊、「リーダーシップを考える上での良著」4冊、「リーダーとして、強い組織を創るための良著」3冊、計10冊をご紹介します。

ノウハウやテクニック書ではなく、時代を越えて価値のある本質的なものを中心に取り上げてみました。それぞれを簡単にブリーフィングします。興味・関心を持たれた本は自己投資ということで購入され、通勤移動中や週末を利用され読了下さい。読む価値のある本ばかりです。  

舵取りをするリーダーとして、時流を掴むためにおすすめの3冊

組織を舵取りするためには一歩先を行き時流を掴むことが必要です。そうした能力を伸ばしたい時に参考になる3冊です。

■「フラット化する世界」(上・下巻)トーマス・フリードマン 2006年
10~20年に一度、あらゆる人たちの考え方を変えてしまうような歴史的作品が出現します。アルビン・トフラーの『第三の波』、ジョン・K・ガルブレイスの『不確実性の時代』などに匹敵する名著です。ガイドが知っている限り、知的好奇心の強い経営者はほとんど読んでいる一冊です。

ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストのフリードマンが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、今われわれの目前で起きている巨大な変化を鮮やかに捉えています。全米で社会現象を引き起こした超ベストセラーです。
 

 

■「ワークシフト」 リンダ・グラットン 2012年
日本でも話題となった世界的ベストセラーです。テクノロジーの進化、グローバル化、エネルギー問題、長寿化といった要因により、18世紀後半の産業革命に匹敵する“働き方の変化”が起きはじめており、新たな職業人生を提案する内容です。

著者は経営組織論の世界的権威で、英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとり。ファイナンシャルタイムズでは「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、英エコノミスト誌の「仕事の未来を予測する識者トップ200人」に名を連ねます。
 

 

■「GIVE&TAKE-『与える人』こそ成功する時代」 アダム・グラント 2014年
 「ギブ&テイク」は等価交換モデルであり、この世の中を形成する当たりまえの原理原則でした。しかし、これからの時代、この“常識”が果たして通用するのかどうか―著者の問題提起が、アメリカで大論議を巻き起こしています。

出し惜しみなく与え続ける「ギブ&ギブ」は贈与循環モデルであり、諺である“金は天下の回りもの”“情けは人のためならず”と符合します。著者は世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授で待望のデビュー作です。
 

 

リーダーシップを考える上でおすすめの4冊

リーダーシップを発揮するためには、人間関係の原則やモチベーションの高め方などをきちんと理解することが必要です。このような視点でのお薦めの4冊です。

■「人を動かす」 デール・カーネギー 1937年
あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著です。人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、長年にわたり丹念に集めた実話と実践で磨き上げた事例を交え、説得力豊かに説き起こします。

深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人に好かれて人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書です。『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっています。
 

 

■「リーダーシップの旅」 野田智義・金井壽宏 2007年
社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいません。リーダーは自らの行動の中で、あくまでも結果としてリーダーになるのです。はじめからフォロワーがいるわけではなく、「結果としてリーダーになる」プロセスにおいて、フォロワーが現れるのです。

リーダーシップは誰の前にも拡がっています。何かを見たいという気持ちがあれば、可能性は無限に膨らむのです。自らが選択し行動することで、人は結果としてリーダーと呼ばれるのです。
 
■「モチベーション3.0」 ダニエル・ピンク 2010年
『人を突き動かす』ものは何か?コンピューター同様、社会にも人を動かすための基本ソフト(OS)があります。“モチベーション1.0”は、生存を目的とする人類最初のOS。“モチベーション2.0”は、アメとムチ=信賞必罰に基づく、与えられた動機づけによるOS。

そしていまや、自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくOS“モチベーション3.0”の時代に。組織を強化し、人生を高め、よりよい世界を作るために、ダニエル・ピンクが科学の知識とビジネスの現場の間に横たわるギヤップを埋めた意欲作です。
 
■「マネジャーの実像」 ヘンリー・ミンツバーグ 2011年
すぐれたマネジャーとは、カリスマリーダーでもなければ、戦略家でもない、次々に降りかかる「いまいましい問題」とエンドレスに付き合うことができるタフな実務家にほかならないのです。

さまざまなマネジャー(=社長、中間管理職、現場責任者)の仕事現場に密着し、徹底した観察・分析を通してマネジャーのあるべき姿を描き出した、「マネジメント論」の決定版。好ましいマネジャーとは、MBA教育やリーダーシップ礼賛論に毒されているナルシストではなく、経験と常識を備えた「普通の人物」なのです。
 

 

リーダーとして、強い組織を創るためにおすすめの3冊

リーダーは統率力を発揮させるためにも強い組織を創ること、特に厳しい経営環境においては企業風土の変革が必要です。この観点で参考になる3冊です。

■「ビジョナリーカンパニー」 ジェームズ・C・コリンズ 1994年
企業の使命として株主への利益還元がさけばれる中、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実です。

本書は、時代を超え際立った存在であり続ける企業18社を選び出し、設立以来現在に至る歴史全体を徹底的に調査、ライバル企業と比較検討し、永続の源泉を「基本理念」にあることを解き明かす本です。
 
■「リーダーシップ・エンジン」 ノール・M・ティシー 1999年
著者は企業のリーダーシップのあり方を長年研究してきたミシガン大学ビジネススクールの教授です。「リーダーシップ・エンジン」とは、リーダーが組織のあらゆる階層に存在し、彼ら自身が次代のリーダーを次々と生み出していく仕組みをいいます。

成長する企業はこの「エンジン」を備えています。本書は、現実の優れた「リーダーシップ・エンジン」では、リーダーはいかなる資質をもち、自らの資質をどう高め、次の世代をどのように育成し持続する成長を達成しているかを鮮やかに描き出しています。
 
■「企業変革力」 ジョン・P・コッター 2002年 
飛躍と変革に必要なのはマネジメントではなくリーダーシップである、と著者は主張します。“リーダーシップとは、組織を誕生させ、あるいは激しく変化している環境に組織を適応させる役割である。成功を収める変革は、70から90%はリーダーシップによってもたらされ、残りの10から30%がマネジメントによってもたらされる”と著者は主張しています。

著者のジョン・P・コッター氏はハーバードビジネススクールの看板教授で変革型リーダーシップ論の第一人者。健全な精神をベースに割り切りの良い議論が展開されるので、読んでいて元気が出てくる本です。
 
以上、リーダー・管理職になる人や将来なりたい人に読んでいただきたい本をご紹介しました。一歩先を行くために、是非とも読んでいただきたい良著ばかりです。
 

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