HSP(ヒートショックプロテイン)って、どんなもの?
ストレスによって傷ついた細胞を修復してくれるたんぱく質、「ヒートショックプロテイン(HSP)」。体の不調を整えたり、免疫細胞の働きを高めるといわれ、今注目を集めています。このHSP、実は美肌にも効果があるということがわかってきました。そこで今回は、「温熱ケア」でHSPを増やせる美顔器を紹介します。からだを40~42℃に温めると、人を元気に、キレイにしてくれるたんぱく質HSPが増えることがわかりました
しかし、からだには、傷ついた細胞を見つけ出し、修復してくれるたんぱく質があります。それが「HSP(ヒートショックプロテイン)」。からだを温めると増えるたんぱく質で、これが多いと疲れにくくなったり、免疫力が高まって風邪やインフルエンザなど病気になりにくくなるなど、体調を改善してくれる作用があることがわかってきたのです。
さらにHSPが多いと血行が促進され、冷えやむくみが改善されたり、脂肪が燃焼されやすくなったり……と良いこと尽くし。最近の研究で、HSPは紫外線によるシミや、ハリの低下を抑える働きがあることもわかってきていて、活用しない手はありません。
このHSPを増やすのに必要なのは、熱ストレス。簡単にいうと40~42℃のお風呂に10~20分間浸かるだけで、HSP量がアップするのです。しかも一度増えたHSPの働きは数日間持続するため、週2回程度、時間と温度を意識して入浴するだけで、美容と健康効果が期待できるというわけ。さっそく始めたいですね。
蒸しタオルもいいですが、手軽に温熱ケアができる美容家電があります
●HSPが多いとからだが健康になり、美容効果も期待できる。
●HSPは、40~42℃の熱を加えると増やすことができる。 先述のように、HSPは美肌効果も期待できますが、入浴以外の方法としては、40~42℃に温めた蒸しタオルを顔に乗せることで、HSP量を増やすことができます。
さらに最近は、美容家電の中にも、温熱ケアを取り入れたアイテムが続々登場。42℃に温めながら毛穴をクレンジングしたり、保湿しつつ、HSPも増やしてくれるので、ぜひ取り入れてほしいアイテムです。
次からは、温熱ケアができる美顔器3つをご紹介!