第7位:下町ロケット
第7位には『下町ロケット』を選びました。この『下町ロケット』は、2015年下半期の話題をさらったドラマといっても過言ではないでしょう。12月20日放送の最終回の平均視聴率はビデオリサーチ調べで22.3%(関東地区)を記録し、今年の民放が放送したドラマの中でトップに輝きました。また、全10話の平均視聴率も18.5%で、今年のドラマの中で最高となるなど、全編にわたって多くの視聴者を魅了したことを数字が実証しています。
ドラマの原作は2年前の『半沢直樹』で大ヒットを飛ばした池井戸潤氏。この『下町ロケット』自体も2011年に直木賞を受賞するなど、以前から注目された作品でした。また、ドラマのエンディングでは、『半沢直樹』同様に続編を期待させる演出で、もし実現されるのなら、またテレビの前にくぎ付けとなる視聴者が続出することは間違いないでしょう
第6位:チョイ呑み
第6位は“チョイ呑み”です。もともと“チョイ呑み”は、駅に近い立地に出店することで急成長を続けてきた日高屋の原動力として数年前から注目を集めてきましたが、昨年には吉野家が「吉呑み」で“チョイ呑み”市場に参入。また今年に入り、長崎ちゃんぽんのリンガーハットが6月25日に「ちゃんぽん酒場」を、そして天丼のてんやが10月8日に「ちょい飲みてんや」をオープンするなど、外食産業で大きな広がりを見せてきました。
今後もまだまだお小遣いの厳しいサラリーマンを呼び込む切り札として、多くのお店でチョイ呑みサービスが提供されることが見込まれます。
第5位:高級ハンバーガー
アメリカで行列ができるハンバーガー店として有名な『シェイクシャック』の日本オープン時には400人以上が並んだ
2015年、ハンバーガー業界では最大手のマクドナルドの不振が大きく目立ちましたが、一方で勢いが感じられたのが高級ハンバーガー。11月13日にはニューヨークでも行列ができるハンバーガー店「シェイクシャック」が東京神宮前にオープン。顧客が殺到し、開店前にはおよそ400人が並ぶフィーバー振りでした。さらに2週間後の11月27日にはモスバーガーが“大人の憩いの場”をコンセプトに高級ハンバーガーを提供する「モスクラシック」の1号店を千駄ヶ谷にオープンさせるなど、ハンバーガーは高級化がトレンドになりつつあります。
来年3月には、アメリカで人気のハンバーガーチェーンの「カールズジュニア」が日本再上陸を予定するなど、高級ハンバーガーは2016年もますますホットな話題を提供しそうです。
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