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ココナッツオイルやアマニ油も!機能性オイル活用法(3ページ目)

ココナッツオイルやアマニ油など、機能性オイルへの注目が高まっています。アンチエイジングやダイエット、様々な健康効果を期待して使われる機能性オイルですが、それぞれに特徴や使い方のコツがあったりします。今回は、代表的な機能性植物オイルと、その特徴を紹介します。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

他にもあった!上手に取り入れたい機能性オイル

フライパン

調理に向いている機能性オイルもあるのです

目新しいオイルが色々と登場していますが、スーパーなどで手に入りやすいオイルにも素晴らしい機能を持ったものがあります。私のおすすめは、加熱調理との相性が良い、こめ油・ゴマ油・ひまわり油の3つです。


 
■ こめ油:植物ステロール(γ-オリザノール) ビタミンE(トコトリエノール)
こめ油は、てんぷら美味しく揚がる油として、日本では愛用されてきました。このこめ油は、一般的な調理油の中で、植物ステロールを1番多く含んでいます。植物ステロールはポリフェノールの1種で、血中コレステロールの正常化に効果を発揮してくれます。その中でも特に、γ(ガンマ)-オリザノールは脂質異常症の治療薬の成分となっていたり、強い抗酸化や美容効果があると注目されています。
また、ビタミンEについては他にもっと豊富なオイルがあるのですが、こめ油のビタミンEは「質」に違いがあるのです。それは、一般的なビタミンE(αトコフェロール)の数十倍の抗酸化力を持つトコトリエノールの割合が高いということ。
γ-オリザノール+トコトリエノールの抗酸化パワーの強さが魅力です。

■ ゴマ油:ゴマリグナン(セサミンなど)
ゴマ油もこめ油と並んで日本で愛用されてきたオイルです。ゴマ油の魅力といえば、なんといってもセサミンを始めとしたゴマリグナン。セサミンには、血中コレステロールの正常化や抗酸化パワーが確認されているほか、肝臓をケアする働きも期待されています。

■ ひまわり油:ビタミンE 低n-6系脂肪酸
一般的な調理油の中で、1番ビタミンEが豊富なのがひまわり油です。また、ひまわり油は、n-6系脂肪酸が少ないという特徴があります。健康オイルとして定番のオリーブオイルよりも少ないのです。それによって、n-3系とn-6系のバランス改善(n-6系脂肪酸を減らす)を助けてくれます。また、酸化に強いn-9系脂肪酸が多いので、加熱調理用のオイルとしておすすめです。


続いては、機能性オイル選び&使い方のコツ。
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