スマホの見すぎが、肩こり&首なし姿勢の原因に!
スマホの見すぎが、肩こり&首なし姿勢の原因に
そしてその姿勢を正そうと無理に背筋を伸ばしたり、前すぼみな肩にならないように胸を張ってみたりしますよね。すると逆に肩が凝ったり、余計疲れてしまうので結局続かない……そう、私自身もそうでした。
<目次>
そしていつの間にか慢性的な肩こりになり、顔を前に突き出しながら歩く「首なし姿勢」の状態になります!
たるみだけでなく「くすみやシワの原因」にも……
この「首なし姿勢」になると、首への過剰な負担により、それに伴って顔の筋肉が下に引っ張られ、さらに頭蓋骨も下へ下がっていきます。ここまでになると、顔のたるみもさることながら、顔への血液循環も悪くなり、肌がくすんだり、おでこの横ジワが入るようにもなることも……。姿勢が悪いということは見た目が悪いだけでなく、女性にとっては美容にも悪影響をもたらすので、まさに百害あって一利なし!
たるみ撃退! 境式・ナチュラル姿勢矯正方法
少し上を向いて首が楽チンに感じる角度がベスト
(イメージは遠くを見渡すような顔の角度くらい)
※ベストな角度になると、頭が首にしっかり乗って安定します。
2、舌の先で上あごを押す
※上の歯の裏から上あごをツーっと辿っていき、上あごがちょうど凹んだところを舌で押します
そう、たったこの2点だけでOK!驚くほど簡単なので常に行ってほしいものです。
特に、歩く時に顔が前に出てしまっている方が多いので、歩くときは必ず意識するように心がけましょう。
「舌の位置で頭を支える」のがたるみ撃退のポイント
口を閉じて上を向くと、頭を安定させようと自然と舌先が上顎骨(上あご)を押している状態になりますよね。頭の重心を背骨に乗せてあげると、腹筋が使われて姿勢が良くなります。一般的にはあまり知られていませんが、舌はただ味を感じる役割だけでなく、頭を支えている、とっても大切な体の器官なんだそう。
舌にこのような役割があるということを歯科医の先生にお伺いし、私も驚きました。
舌には、首を固定したり緩ませたりする役割がある
わざと猫背の姿勢になり、顎を少し上げて舌を上あごにくっつけてみてください。首が上がりづらく、違和感や痛みを感じる人も多いでしょう。
逆に、上体を前へ倒し、前屈してみてくだい。限界まで曲げたら、今後は舌をベーっと出してみましょう。するとどうですか?限界まで前屈した上体が、さらに曲がることに気付くと思います。
要するに、舌には首を固定したり上体を緩ませたりする機能があり、姿勢ととても密接な関係にあります。
舌の位置を意識することが、たるみ・小顔ケアで重要
舌で上あごを押していると、小顔効果があるので、小顔ケアの為にサロンへいらっしゃるお客様へのホームケアとしても、「日頃から舌で上あごをしっかり押してください」とお話しています。頭蓋骨は縫合線により骨と骨を連結させており、その縫合線を緩めて骨を動かすことが可能です。上顎骨はお顔の中心部にあり、顔や体の歪みに欠かせない骨と言われています。
そこを押し続けることで、顔の中心部が上がり、立体的な顔になるとともに、ケアの効果が持続しやすくなります。
また私自身が驚いたのは、上向きを意識し始めて約2週間で首のシワがとっても薄くなったことです!そして肩こりがかなり楽になりました。
顔と舌の位置を上向きに!たるみと悪姿勢とサヨナラ
頭の重心が前にある人は、それを受けて膝と股関節が曲がってしまい、O脚にもなりやすいのです。姿勢が脚の形にも影響があるなんて恐ろしいですよね。美容と健康と見た目のためにも、今日から舌で頭を支えながら上を向いて歩いていきましょう!
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