栄養価の高いズッキーニの吸収率を高める絶品野菜料理レシピ
ズッキーニはきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間で、開花後5-7日後に収穫した未熟な果実を食べる野菜です。かぼちゃと違って、果実がみずみずしく、皮も柔らかいので丸ごと食べることができます。実はズッキーニは低カロリーなのに高い栄養価を誇る野菜なのをご存じでしょうか? 夏野菜に多く含まれるカリウムと水分を多く含み、ビタミンC、βカロテン、ビタミンBも豊富。でんぷん質(糖質)が少ないため、低糖質ダイエットにもおすすめです。
ズッキーニは油と合わせて取ることでβカロテンの吸収率がアップ! フライやフリッターにするのがおすすめです。また、皮が厚くて苦みがあるので、生食には向かないと言われていますが、ズッキーニならえぐみが少ないので、和え物や漬物にしても◎。また、切り方を工夫することで、より食べやすくなります。生食だと低カロリーのまま、栄養をまるごと摂取することができます。
ここでは、ズッキーニの栄養の吸収率がアップする「ズッキーニのフリッター」とダイエッターにおすすめの「ズッキーニのカプレーゼ」を紹介します。
ズッキーニのフリッターとサラダの材料(2人分)
ズッキーニのフリッターとサラダの作り方・手順
ズッキーニの選び方・保存方法
1:ズッキーニの選び方

- 切り口が新しいもの
- 色の発色がはっきりしていて、ツヤのあるもの
- 太さが均一で太りすぎていないもの
2:ズッキーニの保存方法

- 低温障害を起こして黒ずんでしまうので、新聞紙などに包んで、涼しいところで保存。日が経つと味が落ちてしまうので、1週間以内に食べるようにしましょう。
- カットしたものはぴっちりとラップして、野菜室で保存。早めに食べきりましょう。
ズッキーニのフリッター
3:ズッキーニのフリッター作り方

- ズッキーニの皮をところどころ縦にむいて、食べやすい長さ(5cm)に切ってから、太めのスティック状に切ります。
- ふるった粉類に炭酸水を少しずつ足して、衣を作ります。
- ズッキーニに小麦粉(分量外)を茶こしなどでふるって、まぶし、衣をくぐらせます。
- 170℃の中温で2分ほど、ふちがきつね色になるまで揚げます。
4:ズッキーニのフリッターできあがり

揚げたてのカリッとしたものに、塩、ケチャップ、マヨネーズなどを合わせていただきます。
緑色のズッキーニは果肉はほんのりとした苦みが、黄色のズッキーニはトロッと柔らかい仕上がりを楽しめます。
緑色のズッキーニは果肉はほんのりとした苦みが、黄色のズッキーニはトロッと柔らかい仕上がりを楽しめます。
ズッキーニのカプレーゼ
5:ズッキーニのカプレーゼ作り方

- ズッキーニの皮を縦に3か所ほどむいたら、2mmほどの薄切りにします。
- トマトとモッツアレラチーズもそれぞれ薄切りにします。
6:ズッキーニのカプレーゼできあがり

皿にトマト、チーズ、ズッキーニの順に重ねます。仕上げに塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、バジルを散らしてできあがりです。
ズッキーニの固い食感がアクセントになるカプレーゼに仕上がります。
ズッキーニの固い食感がアクセントになるカプレーゼに仕上がります。