生殖医療界も注目 妊活サプリとは?

ここ数年で、「妊活」という言葉が知られ、妊娠に向けて積極的に取り組むカップルも増えてきました。実は、私もその一人でした。
自分の妊活中・妊娠中の疑問から、妊娠とサプリメントについての情報収集をしていくうちに、「サプリメントは妊活に使える!」ということがわかってきました。実際、不妊治療(生殖医療)の分野でも、サプリメントを導入するところが増えてきているのです。

今回は、医学的な論文で効果が確認されている「妊活サプリ」の成分を紹介します。
※著書「男と女の子宝サプリ」の内容を抜粋&一部編集してご紹介します。

成分の話の前に、自分たちで妊活をするうえで気を付けておきたいことがあります。それは、期限を決めるということです。

妊活と不妊治療の違い

カップル

6組に1組。他人事とは言えません。

最近は、赤ちゃんを授かりたいと積極的に行動を起こす「妊活」が注目されるようになってきました。晩婚化の影響もあって、「6組に1組のカップルが不妊治療を受けている」と言われています。自分には関係ないと言い切れない状況ですが、どのくらい妊娠できなければ病院に行って検査・治療を受けるべきなのかは、悩ましいところですよね。

不妊の基準としては、「通常の性生活を行っているにもかかわらず、2年たっても妊娠しない」とされていて、一般的な判断基準は2年とされています。ただ、2年も待っていると、年齢も2歳上がってしまいます。
妊娠の成功率は女性の年齢に大きく左右されるので、日本をはじめ晩婚化が進んでいる先進国では、「2年を1年にしてもよいのでは?」という話も出てきています。実際、アメリカではすでに不妊の判断基準は1年になっています。
女性も男性も、年齢を重ねることで自然妊娠の確率は低くなります。20代のカップルであれば2年待つ余裕もありますが、それ以上の年代になると、2年待っていては不妊治療の効果が得られにくくなるというデメリットが大きくなってしまいます。お医者さんに相談するタイミングとしておすすめしたいのは、女性の年齢が30歳を過ぎたら1年で、35歳以上であれば半年ぐらいです。

でも、不妊治療を始めることは、時間的にも経済的にも心理的にもハードルが高いですよね。「できれば最後の手段に」というのが、正直な気持ちかもしれません。そこで「病院に行く前に、自分(たち)でできることをやってみましょう」というのが妊活です。今すぐ授かりたい人はもちろん、将来授かりたいと思っている人も、「赤ちゃんが来やすいカラダ」「赤ちゃんがいつ来てもOKなカラダ」を日常生活の中で作っておくことは、とても大切なのです。

「早め」が大事な体の準備

「妊活を始めてどのくらいで効果があるのか」は、気になるところだと思います。新しい卵子と精子が作られるには、それなりに時間がかかります。女性の卵母細胞が卵子に成長するまでには約80日(3カ月弱)、男性の精母細胞が精子に成長するまでには約70日(2カ月以上)かかります。ですから、生活習慣を改善したりサプリを摂るのも、継続が大事なのです。最低3カ月は続ける持久力も必要です。ただ、無理をしてしまうと続けられないし、ストレスもたまります。体にも心にも、無理なく続けられることを探してみましょう。

そして、「赤ちゃんはもう少ししてから……」「いつかは……」と思っている人にも、今すぐにスタートしておきたい理由があります。それは、最近話題の「卵子の老化」。老化に逆らうことはできませんが、遺伝子が傷つかないよう守ったり、卵母細胞を元気な卵子に育てられる体づくりは、今すぐ始めて早すぎるということはありません。

色々な妊活向けサプリメントがありますが、「今すぐ!」の人にも「いつかは…」の人にも最初におすすめしたいのは、ベースサプリメントです。
体の基本的なバランスを整えてくれるベースサプリメントが妊活に効果的であるということは、ハーバード大学の調査(和訳されたものが「妊娠しやすい食生活」として出版されています)でも報告されています。