フランス語の相槌の打ち方
<目次>
フランス語で相槌するコツ……最重要は言葉にあらず!
表情、声のトーンも大事な要素
フランス語の相槌の最強フレーズ「ア ボ~ン」を使いこなそう
「よし、頑張るぞ!」と心の準備が整ったら、まずは、あいづちの最強フレーズAh bon. (ア ボン)で練習してみましょう。フランス語超初心者の方でも、あいづちはこれだけでほぼ乗り切れるといっても過言ではありません。Ah bon.の日本語訳としては「あっ、そう(なの)」が一番近いかもしれません。使い方も日本語の場合と同様で、Ah bon ?と疑問形にして語尾をあげれば、「えっ、そうなんですか?」という質問の意味になりますし、肯定文ですと相手の言葉に対する「へえ~そうなんだ」というリアクションになります。ですので、どんな話を聞いたかによってAh bon. Ah bon ! Ah bon ?と、「. 」か「!」か「?」の部分が実際はかなり重要になってきます。日本語で、「そうなの…」、「そうなの!」、「そうなの?」という感覚で練習するとバッチリです。フランス語の相槌で絶対外せない共感フレーズ
では、相手にどんどん話してもらうためには欠かすことのできない「はい」、「そうですね」などの共感フレーズをおさえておきましょう。- Exactement.(エグザクトマン/確かに)
- D'accord.(ダコール/なるほど)
- (Oui, )tout a fait.(ウイ トゥタフェ/(ええ)確かに)
- Oui oui.(ウイウイ/そうそう。)
- Je vois.(ジュ・ヴォア/なるほど)
フランス語の相槌で使える驚き・感動フレーズ
リアクションは大げさなくらいで!
- Oh! là là ! (オ ララ/おやまあ ! )
- Ça alors !(サ アロール/まさか!)
- Impossible !(アンポッシブル/不可能!)
- Pas possible !(パ ポッシブル/ありえない!)
- Tu plaisantes !(チュ プレザント/嘘でしょ!)
- C'est pas vrai !(セ パ ヴレ/嘘!)
もちろん、話の終わりには、「すごい!」という意味のC’est cool ! (セ クール!)やC’est super !(セ スュペール)などのあいづちもお忘れなく!
質問や繰り返しで相槌の達人に
相手にどんどん話してもらうためには、疑問詞を使って質問しましょう。フランス語版5W1Hに関しては記事『フランス語の疑問詞の覚え方!日常会話の基本』を参考にしてください。また、聞くだけでなく、会話力アップにかなり有効なのが相手の言ったフレーズを主語を変えて繰り返してみるというテクです。例えば、Je suis allé à Paris. (私はパリに行きました)というフレーズを相手が言った場合に、あいづちがわりにAh, tu es allé à Paris !(ああ、君はパリに言ったの!)と主語と動詞の活用を変えてリピートしてみましょう。動詞の活用練習になることはもちろん、内容の確認にもなりますし、間違っていた場合も直してもらえる確率がぐんとアップします。ぜひ、試してみてくださいね。
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