「城陽」の食材を使ったイタリアン 「イル・フィーコ」

外観

「il fico」の外観

京都から奈良へは近鉄特急で約40分。二つの古都は、かように身近に結ばれていますが、今回は地理的にちょうどその中間に位置し、ベッドタウンでありながら農地も多く残る京都府城陽市で、2010年7月の開店以来、着実に評判を高めつつあるイタリア料理店をご紹介しましょう。

近鉄「寺田駅」から豪壮な農家建築群に目を奪われながら東へ歩いていると、大きなイタリア国旗を掲げた店が現れます。向かって左側が今回ご紹介する「リストランテ イル フィーコ(ristorante il fico)」、右側が2013年2月に併設された「ピッツェリア イル フィーコ」です。

イルフィーコ(il fico)とはイタリア語で「いちじく」。京都市場では90%のシェアを誇る、城陽きっての名産品を店名にされているのです。シェフの地元愛の強さが伝わるネーミングですね。

シェフは生まれも育ちも城陽という、「まっちゃん」こと松本真さん。多くのシェフが巣立った祇園の有名店でシェフとして腕を揮われていましたが、2010年に地元に戻られて、イルフィーコを開店されたのです。

内装

木の温もりが感じられる店内

大き過ぎず小さ過ぎない店内は松本シェフの目が行き届くのにちょうどよいキャパシティ(カウンター6席とテーブル席4席×2)。オープンキッチンの前の無垢の木のカウンターやテーブル、そしてクローゼットもミディアム・ブラウンで統一され、白い塗り壁に映えて素朴で温かい雰囲気を醸し出しています。

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