難関校への合格の決め手は何でしょうか。「お受験に必要な能力」や、「合格した子どもに共通すること」そして、「合格したご両親に共通すること」などを、「今年度の傾向」とともに見ていきましょう。“幼稚園側・学校側が欲しいご家庭”についても見えてくるはずです。


しっかり考えて自分の言葉で話せる子

難関校に合格するには、理由があります

難関校に合格するには、理由があります

「わかりません」のひと言が言えないため、面接でどんどん落ち込んでいくお子さんが少なくありません。面接官からの質問に全て答えられるという訳ではないですから、「わかりません」はもちろん言ってもよい言葉です。しかし、きちんと考えない内に「わかりません」ばかりを言う子どもは、直すのに時間がかかる場合もあります。早めに気づいて改善してあげて下さい。

合格に繋がっている子どもたちは、どんな質問でも真剣に考えることができています。そして、どうしてわからないのか、また、「ここはわかっているけど、ここがわからない」を明確に言えている子どもでした。特に、行動観察を厳しく行っている、名門小学校で見られた事例です。
「わかりません」を言えない。逆に言いすぎる。両方気をつけましょう。


つくられたお行儀でない子

自分でしっかり考え、自分の言葉で話せていますか?

自分でしっかり考え、自分の言葉で話せていますか?

私どもの教室に初めていらっしゃるお子さんは、大きく2通りに分かれます。お母様に促せられないと自分から挨拶できない。目を見れない。声が小さくて聞こえない。恥ずかしがって様々な癖が出てしまう…など、基本の挨拶ができていない子ども。

一方で、「せんせい、こんにちは。よろしくおねがいします!」「せんせい、きょうはためになるおはなし、ありがとうございました!」と暗記した挨拶言葉を上の空で言う子ども。大手の塾や、形だけのお行儀を教える個人塾などに長く通われているお子さんたちでした。

どちらも、お受験にとっては大きなマイナス。相手の目を見て、心からの笑顔で、気持ちを込めたご挨拶できる子どもが合格に繋がっています。特に、難関と言われる人気の女子校や幼稚園では、これが顕著でした。さらに、美しいお辞儀や所作など、にじみ出るような品性は、当然子どもにも表れますので、名門女子校附属をお考えの方はしっかり対応なさっておくように。


説明力がある子

お勉強だけではありません。行動観察で光る子どもに育てましょう

お勉強だけではありません。行動観察で光る子どもに育てましょう

考査や行動観察時に、「これは何を作りましたか?」「描いた絵のお話をして下さい」など、担当の先生から声掛けがあります。また、「むずかしかったところはありますか?」や「一番好きなものはどれですか?」などと質問されることもあります。

その際、「コスモス。」や「ここ。」など、単語だけの説明になってしまう子どもが多いこと。しかし、受かる子は、「日曜日にお父さんとお母さんと弟と行った公園に咲いていた、桃色のコスモスです」「ここのとんがったところを、きれいに折るのがむずかしかったです」など、相手に伝わる説明ができていました。もちろんこれは面接でも同様です。


次のページでは、いよいよ合格したお父様お母様の実例です。