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小学校でかかる学費はいくら?公立と私立の差は5倍弱

文部科学省が発表した『平成28年度子供の学習費調査』(2019年2月時点で最新)に基づき、小学校でかかる学費を見てみましょう。公立と私立の差は5倍弱と、かなり大きな差になります。
 
小学

小学生は可能性を探る年代

 

公立小学校でかかる学習費

公立小学校で、1年間に平均してかかるお金の合計とその内訳は次のとおりです。月にならすと2万6800円強で、小学校から高等学校までの間で最もお金がかからない時期といえます。割合で見ると、「学校外活動費」がかかっています。その内訳は後述します。

合計 32万2310円
•うち学校教育費  6万43円
•うち学校給食費  4万4441円
•うち学校外活動費 21万7826円
(文部科学省「子供の学習費調査2016年度」より)

ここで、個々の詳細を見る前に学年別推移を見ておきましょう。公立小学校でかかる学習費の学年別推移は次の通りです。

•1年生 34万2640円
•2年生 27万917円
•3年生 28万9272円
•4年生 31万908円
•5年生 34万5078円
•6年生 37万5358円

入学した年度には学用品をそろえる等で何かとお金がかかるのは当然ですが、実は小5・小6では入学年度よりも学習費がかかります。これは、学校外活動費の中の塾代がかさむためです。
 

公立小学校時代の学校教育費の内訳

では、公立小学校時代の学校教育費の内訳についても見てみましょう(年額)。

•授業料               0円
•修学旅行・遠足・見学費     6738円
•学校納付金等        1万135円
•図書・学用品・実習材料費等 1万9049円
•教科外活動費           2714円
•通学関係費         1万7574円
•その他              3833円

図書・学用品・実習材料費等や通学関係費の割合が高いのがわかります。通学関係費には、交通費のほかランドセルや制服代なども含まれます。
 

公立小学校の学校外活動費の内訳

公立小学校の学校外活動費の内訳は次のとおりです(年額)。

•家庭内学習費          1万4831円
•家庭教師費等           9383円
•学習塾費            5万6864円
•その他(補助学習費)        1935円
•体験・地域活動           4851円
•芸術文化活動                    3万4279円
•スポーツ・レクリエーション活動 6万762円
•教養・その他           3万4921円

学習塾費、スポーツ・レクリエーション活動、芸術文化活動の順に費用がかさんでいます。データはありませんが、小学校1年では「家庭内学習費(通信教育含む)」が最もかかり、それが2年生になると学習塾費と逆転します。
 

私立小学校でかかる学習費

首都圏在住の方で、私立小学校への進学を検討している人もいるかもしれません。私立小学校に進学する児童は全体の1.2%(文部科学省「平成26年度学校基本調査報告書」)と決して多くはありません。

私立小学校で、年間でかかるお金の合計と内訳は次のとおりです。

合計 152万8237円
•うち学校教育費  87万408円
•うち学校給食費   4万4807円
•うち学校外活動費 61万3022円
(文部科学省「子供の学習費調査2016年度」より)

公立の合計が年間約32万円のため、私立:公立の比率は4.7:1。ほぼ5倍で、私立小学校がとても高いことがわかります。ストレートに親の負担になります。東京都のように私立校への助成を強化する都道府県もありますが、一般的には、世帯年収が高いか、あるいは祖父母などの援助がある場合でないと、私立小学校へ通わせるのは容易ではないでしょう。

学年別推移で見るとこうなります。

•1年生 184万2650円
•2年生 127万5934円
•3年生 136万5914円
•4年生 146万4090円
•5年生 155万7348円
•6年生 165万8692円

私立は入学金がかかるため、入学年度がほかの年より高くなります。初年度の約184万円は、幼稚園から高等学校までの中で最も高い額です。しかも、あくまでも平均ですので、学校によってはさらに高くなる場合もあります。
 

私立小学校の学校教育費の内訳

私立小学校の学校教育費について、その内訳は次の通りです。

・授業料            46万1194円
・修学旅行・遠足・見学費   4万1797円
・学校納付金等        22万6022円
・図書・学用品・実習材料費等 3万923円
・教科外活動費        1万2512円
・通学関係費         8万9317円
・その他             8643円

これを見ると、公立小学校だとかからない授業料がかかるほか、入学金が含まれる学校納付金等がかさんでいるのがわかります。また、電車通学などが多いからでしょう、通学関係費もかさんでいます。
 

学校外活動費

学校外活動費の内訳は次の通りです。

・家庭内学習費                4万5336円
・家庭教師費等                3万958円
・学習塾費                 22万1534円
・その他(補助学習費)              7031円
・体験・地域活動          2万5591円
・芸術文化活動          10万3590円
・スポーツ・レクリエーション活動 8万7086円
・教養・その他         9万1896円

上記を見ると、学習塾費が際立ってかかっているほか、芸術文化活動やスポーツ・レクリエーション活動、教養・その他にもお金をかけているのがわかります。しかも、いずれの項目でも、公立より私立の方がかけている額が上回ります。

小学校から私立に入る場合、大学を卒業するまでは16年間あります。世帯収入が高い、あるいは親からのサポートがあるなど、教育に多くのお金をかけても家計的に問題がないご家庭でないと、小学校から私立に通わせて健全な家計を維持するのは厳しいのではないでしょうか。

その私立小学校に本当に行きたいかなど親子でしっかり話し合うことも大事です。

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