和室でのマナー・作法

和室のマナーや作法とは

いざという時慌てないよう、和室での立ち居振る舞いマナーは、きちんと勉強しておきたいものです

洋室での立ち居振る舞いには自信がおありでも、和室のマナーをご存じないという方が多いのは確かです。

目上の方のお宅へのご訪問や、格式ある和食店へ訪れる際、また、お結納や両家のお食事会でも使われることの多い和室。入室の際のふすまの開閉~座布団の扱い方まで…… 30才までに、上品に楚々と振舞える大人の女性になりましょう。

大人の和食マナーについても、確認しておいて下さい 
『大人マナーで、和食店に行きません?』
   

襖の開け方・閉め方で一目置かせる!

和室への出入りは、慣れが必要! 今から実践して下さい

和室への出入りは、慣れが必要! 今から実践して下さい

ふすまの開閉は流儀によって異なりますが、ここでは一般的に行って頂きたい基本をご紹介いたします。

1)座って開閉
ふすまと膝の間が、握りこぶし2つ分空く程度の位置に座ります。

2)『引き手』で全部開けない!
『引き手』 は、手をかけて、ほんの10cm程を目安に開けるためだけの物です。開ける手は、『引き手』 に近い方の手です。

※今回は、向かって右側に 『引き手』 が付いているとし、右手で少し開けましょう。

3)少し開けたら……
その右手をふすまの 『親骨』 に沿って下ろし、床から10cm程の所で止めます。

4)そのまま右手で……
『親骨』 を押して、ご自分の身体の真ん中程まで開けます。

5)さあ、今度は逆の手、左手です
左手で、ご自分の身体が入れる位まで開けます。

6)中に人がいたら
ここで 「失礼いたします」 と挨拶をします。

7)一度立ち上がる
座敷に入ります。最初に入る足は、下座側の足から…… ということも覚えておいて下さいね。

8)再び、座ります
ふすまに向きなおって、もう一度座って下さい。

9)ふすまを閉めます
開ける際、 『引き手』 側にあった手、つまり右手で 『親骨』 を持ちます。この際、親指と他の4本の指を揃えて『親骨』を挟むようにして、身体の真ん中位まで閉めます。やはり床から10cm程の部分をお持ち下さい。

10)手をチェンジ!
今度は左手ですね。左手に持ち替えたら、完全に閉まる10cm程前の所で止めます。

11)最後に
その左手を 『引き手』 に掛け、ふすまを閉めて終了です!


洋室のドア開閉に比べたら、とても時間が掛かりますよね。でも、この一連の動作がスムースに行なえると、あなたの 『大人の女性度』 が確実にアップしますよ!
 

和室での立ち居振る舞い・座り方

座布団をじっくり眺めたことはありますか? 裏表、前後ろがすぐ判るようにしておきましょう

座布団をじっくり眺めたことはありますか? 裏表、前後ろがすぐ判るようにしておきましょう

■畳の縁は大切に
畳の縁は踏まないように歩くのが原則です。

■何歩で歩く?!
ちょうど良い歩幅は、畳の長い方を4歩半~5歩、です。すり足で歩くようにします。

■座って良い位置、いけない位置
床の間近くが上座、逆に出入り口近くが下座です。メンバーの中に於ける、ご自分の立場を良く考えて座りましょう。
 

座布団のマナー(置き方・外し方)でキメる!

座布団は、前後左右裏表すべて同じ、と思っている方も多いのでは?

■表と裏の見分け方
中綿がずれたりしないよう、座布団の中央が糸で留められています。その糸が付いている方が表。

■前と後ろの見分け方
座布団の四辺で、縫い目のない辺が前となります。

■座布団のどちら側から座る?
正解は、下座側から座る、です。座布団を踏んで座るのは言語道断ですよ。

■ご挨拶は……
必ず座布団から外れて挨拶します。その際は、やはり下座側で。

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