和室でのマナー いざという時に慌てないために

和室でのマナー 上座・下座、ふすまの開け閉め、座り方

和室でのマナー、大丈夫ですか?

目上の方のお宅へのご訪問や、格式ある和食店へ訪れる際、また、結納や両家のお食事会など、いざという時に慌てないためにも、和室でのマナーをしっかりと覚えておきましょう。


<和室でのマナー 目次>  

和室でのマナー1.上座・下座など和室ならではの注意点

■席次
床の間に背を向けて座る位置が上座、逆に、床の間から遠い位置、つまり出入り口近くが下座です。

■畳の縁
畳の歴史は古く、縁には家紋が入った「紋縁」や、貴重で且つデリケートな絹や麻が使われていたことから、畳の縁を踏むことは礼儀に反するとされています。

■歩幅
一畳の長い方を、女性は4歩半~5歩程、男性は5歩程で歩くのが丁度よいと言われています。

 

2.ふすまの開け方

ふすまの開け閉めにも作法があります

ふすまの開け閉めにも作法があります

流儀によっても異なりますが、ここでは一般に行われている基本をご紹介します。ふすまの開閉には慣れが大切ですので、ぜひ今から練習を。なお、わかりやすいように、ふすまに向かって左側に「引き手」が付いている設定とします。

1:ふすまとご自身の膝との間が、握りこぶし2つ分空く程度の位置に座ります。

2:ふすまの引き手に近い方の手、つまり左手で開け始めます。引き手に左手をかけて10cm程を目安に開けます。

3:次に、その左手をふすまの親骨に沿って下ろし、床から10cm程の所で止めます。親骨を押しながら、ご自分の身体の真ん中程まで開けます。

4:今度は右手で、ご自分の身体が入る位まで開けます。部屋の中に人がいらっしゃったら、ここで「失礼いたします」と挨拶をします。

5:立ち上がって座敷に入ります。この時、下座側の足から最初に入ります。

 

3.ふすまの閉め方

1:ふすまに向きなおって、もう一度座って下さい。この時もやはり、ふすまから握りこぶし2つ分空く位置に。

2:開ける際、引き手側にあった手、つまり左手で床から10cm程の親骨を持ち、身体の真ん中程まで閉めます。この際、親指と他の4本の指を揃えて親骨を挟むようにします。

3:今度は右手ですね。左手に持ち替えたら、完全に閉まる10cm程前の所で止めます。その右手を 引き手に掛け、ふすまを最後まで閉めて終了です。

 

4.座布団の座り方マナー

座布団に手をついてもOK

ひざを滑らせて移動します

「座布団は、前後、左右、裏表すべて同じ」と思っている方も多いのでは?

■裏表
中綿がずれないよう、座布団の中央が糸で留められています。糸が付いている方が表になります。

■前後
縫い目のない辺が前になります。

■座り方
正座の姿勢から両足の指先を立て、両手を軽く握って畳につき、座布団ににじり上がります。尚、座布団の下座側から座るようにします。

■ご挨拶
必ず座布団から下座側へ外れてから挨拶します。


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