ヨガ/ヨガの基本

たったこれだけ? 瞑想で輝く自分を手に入れよう!(2ページ目)

瞑想ってなに? 怪しいのでは? と思っている人も多いかもしれません。しかし、ストレスの多いこの時代に必要なのは、自分が求める本当の幸せやその見つけ方ではないでしょうか。瞑想はあなたの人生や日常生活を充実させる一つの方法です。今回は、ガイドが訪れた本場インドの瞑想のアーシュラム(道場)と瞑想の方法をご紹介します。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

簡単なスカーサナ(安楽座)で瞑想の準備

瞑想する時に何が何でも足を組んで美しく座らないといけない。と思っていませんか?大切なことは背骨を伸ばした状態を保つ姿勢を取る事です。ですから、座布団をしいても、壁にもたれかかっても大丈夫。まずはゆっくり座れるように体を慣らすことが大切です。このポーズは、股関節周辺をストレッチするとてもいいポーズなので、瞑想前の準備として実践してみて下さい。

■効果:股関節のストレッチ・臀部のコリ解消・消化不良・脳を休める・
疲労回復・ストレス軽減

スカーサナは、座位ポーズの基本になります。この姿勢で、目を閉じ、自分の呼吸に耳を傾けると、心が落ち着いてきます。非常にシンプルな瞑想方法とも言えます。瞑想前は勿論ですが、頭や気持ちがフル稼働していて寝つきが悪い時などに実践すれば、心が落ち着き、心地よい眠りが得られるはずです。また、ダイエットを持続させたい人は、「無性に食べたい!」時に実践すると食べ過ぎ防止効果も期待出来ますよ。

動作1

動作1

1.椅子の前に足の裏を合わせて座ります。背骨が伸びにくい人は、ブランケット等を敷き、骨盤から背骨を伸ばしてみて下さい。そのまま目線を下げ、数回呼吸を繰り返します。



 
動作2

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2.両手を椅子の上に重ね、おでこを乗せてそのままゆっくり約1~3分間。足の付け根や首、顎の力を抜き硬くなっているところや緊張しているところを観察してみて下さい。


 

【足を組んだ蓮華座で本格的に瞑想にチャレンジ!】

次にどうしても足を組んだ蓮華座で瞑想したいと言う方のために瞑想時の基本姿勢の蓮華座をご紹介します。蓮華座はとても難しいポーズなので、姿勢が気になって瞑想できないと言う人は、背骨を伸ばし何時間でも楽に座れる姿勢で行うようにしてください。

動作1

動作1

1.足を伸ばし長座になり、右ひざを曲げ左脚の付け根に乗せます。この時、右足の付け根のお肉をかき分け、右ひざを床方向へ近づけやすくしましょう。



 
動作2

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2.そのまま左ひざも曲げ、右脚の下に。このまま半分の蓮華座でもOKです。



 
動作3

動作3

3.余裕がある人は、左足を右足の上に置き、蓮華座を組みます。

背中が丸まらないように背筋を伸ばし、左手の平を膝の上に置き、人差し指と親指をつけ、印を結びます。残りの3本指は揃えて伸ばします。この手の状態は知識のシンボルで、ニヤーナ・ムッドゥラと言います。人差し指は個々の魂、親指は大宇宙の魂を象徴しています。そのまま、目線を鼻の頭に向け顎を軽く引き、優しく目を閉じ、ゆっくりと呼吸に耳を澄ませましょう。

メディテーションは、最初は5分から始めて、慣れてきたら徐々に時間を長くし、静寂の中で自分の今の状態をしっかり確認してみましょう。知らないうちに忍耐力が付き、自分がするべきことが観えてくるはずです。

次のページは、シュリ・ラマナアシュラムの体験をご紹介します。

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