ヨガ/ヨガの基本

青空の下で実践! ヨガで心も身体も軽くなーれ!(2ページ目)

気持ちのいい日は、外に出てヨガを楽しみませんか? 室内では感じられない開放感は勿論、大地のエネルギーを取り込めるので、疲れている心もみるみる元気になるはずです。今回は、とても簡単ですぐ元気に、そして綺麗になれるポーズを2種類ご紹介します!

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド


疲れを解消! パルソ・チャンドラーサナ(三日月のポーズ)

このポーズは、体側を伸ばします。座っている時間が長いと、猫背姿勢になりやすく、内臓も縮まり、機能が低下しがちです。そこで、脇腹・背骨を伸ばし内臓の動きを活性化し、全身の血液循環を促します。また、体を真横に倒す動きで脊椎を柔軟にし、腕を伸ばすことで 腕、肩の動きや働きを良くします。この体を真横に倒すという動きには、腹筋、背筋力もかなり使うので、ポーズを取っているうちに自然と腰回りの筋力が付き、体幹(胴体部分)が鍛えられます。足の裏を大地と密着させ(グランディング)、大地のエネルギーを体内に取り込むコトで心身の安定感と充実感を実感できるようになります。

■効果:肝臓・腎臓の活性化により全身の疲れ、倦怠感を解消。肩こり・ウェストの引締め・集中力アップ
■注意点:上体を倒す時は、両脚に均等に体重をのせる。上体は真横に倒すように注意。膝の痛い人は無理のない範囲でトライして下さい。
■やり方:

動作1

動作1

1. タダーサナ(山のポーズ)で立ち、両手を胸の前で合わせます。


 
動作2

動作2

2.合掌した手を天井方向に伸ばし、体側(ウェストから肋骨周辺)を伸ばします。この時、腰が反ったり、猫背にならないように注意しましょう。


 
動作3

動作3

3.右手のひらを太もも横につけ、体をゆっくりと右方向に倒し、左足で床を深く踏み、左体側をさらに深く伸ばします。月=陰=左なので、左側から伸ばします。左腕が顔の前に被らないように注意しましょう。そのまま5呼吸繰り返し、両手を頭の上で合掌します。


 
動作4

動作4

4.反対側も同様に動作しましょう。




 
いかがですか?どちらも足裏でバランスを取りながら、体の軸(背骨)を意識しながらポーズを取ります。ヨガではこの軸が曲がったり、詰まったりすることで不調を感じると考えられています。ぜひ太陽の光を浴びながらじっくりとポーズを取り、エナジーチャージしてみてくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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