豚足LOVEで「シワなし顔面」!?
宮崎県都城市は豚肉出荷量が日本でもトップクラス。そんな畜産王国・都城市に本社がある「栗山ノーサン」では、さまざまな豚足加工商品を取り扱っています。商品開発課の池田吉啓さんは「豚足の“無限の”可能性に惚れ込んで」、3年前に入社。日々、豚足の普及に努めるべく日夜、商品開発への研究を重ね、豚足をメジャーにするべく日本全国を走り回っています。豚足に懸ける情熱は人一倍。なみなみならぬ「豚足愛」のあまり、豚のキャップをかぶって自作の「豚足ソング」のライブも実施。まさに「豚足王子」とお呼びしたいほど!「豚足は肌に潤いを与えるコラーゲンがたっぷり含まれています。ぜひ、美容のためにもっと多くの女性に食べてもらいたいですね」と池田さん。 ほぼ毎日豚足を食べているという豚足王子・池田さんの顔は40代後半にもかかわらず、つやつやで、小ジワがない!
同社食肉製造部食品加工課の有馬敬志さんも「我が家の食卓では、豚足料理は当たり前の存在です」と語ります。有馬さんの奥さまも「豚足を食べた次の日は、とにかく化粧ノリが違う!」と豚足効果を絶賛しているそう。
豚足はかんきつ類と相性バツグン。トマト風味も◎
カレーや鍋ものに入れればOK!
「美容にもいいですが、とにかく豚足は美味しいんです」と池田さん。「豚足は中国、韓国、そしてフランスやイタリアなどヨーロッパでも、日常的によく食べられているんですよ。日本でも、沖縄では豚足を煮込んだ『てびち』、福岡や宮崎では『焼き豚足』、熊本では『豚足のから揚げ』などの料理で親しまれています」と池田さん。でも、まだまだ日本全国の「家庭のおかず」としては一般的ではない豚足。
「食べ方がわからない、という人が多いのですが、豚足はどんな料理にも使えますよ」と池田さん。なにせ池田さんの豚足レシピは約300種類!!そんな池田さんにおすすめの食べ方を教えてもらいました。
まず一般的なのはそのまま食べる。「市販の加熱調理済みボイル豚足は、そのまま、ぽん酢や酢味噌をつけて食べられます。酢やかんきつ類と組み合わせると、べたつきや、においが気にならなくなります。しょうがと組み合わせるのもおすすめですね」
また、フライパンで熱し、表面にこんがり焼き目をつけると香ばしさが加って、より一層美味しくいただけるそう。
煮込み料理に使うのもおすすめ。「豚足から旨みがでますし、ゼラチン質の部分が溶け出して全体が、とろっと、まろやかに仕上がるんです。また豚足だけでなく、豚肉をプラスしていっしょに煮込むのもおすすめです」
そして、とくにおすすめの味付けは、トマト風味。「これまで豚足が苦手だったという方でも、トマトのさわやかな風味で、箸が止まらなくなってしまうほど大好評なんですよ(笑)」
「とにかくまず、使ってみてほしい」と池田さん。「豚足に慣れていない方は、まずは、ふだん作っているカレーや、鍋ものに加えてみて下さい。きっと、やめられなくなるはずですよ」
ひとくちサイズ、骨抜きタイプなど
使いやすい「豚足加工品」
栗山ノーサンの豚足加工品は、豚足初心者にも使いやすくておすすめ。「やわら
(右)やわらか一口豚足220g(4ピース入り)、(左)炙り豚足120g(骨抜き)ともに330円(栗山ノーサン直販。税別、送料別)
「やわらか一口豚足」は厳選された、宮崎県産黒豚の骨付き豚足を一口サイズに
「やわらか一口豚足」の調理例。かりっと焼いてマスタードやワサビを添えても美味しい。
「炙り豚足」もおすすめ。こちらはなんと、豚足の骨が抜いてあるという優れモ
「炙り豚足」。こんがり炭火で炙った豚足。ほのかに効いたぽん酢が、さわやか
こちらの使い方のおすすめは「テリーヌ」。湯煎解凍した「炙り豚足」を、バットに広げて好みの具材を加え、上からギュッと重しをして冷蔵庫に入れて冷やし固めれば、おしゃれなテリーヌ
こんなにおしゃれなテリーヌも作れます!
池田さんのお話をお伺いすると、これまでの「白く、ぬぼーっとした物体」という豚
「炙り豚足120g(骨抜き)日向夏ポン酢味」(410円)は京北スーパー全店、および北野エースの一部店舗(LAZONA川崎店他)で販売。
次のページでは、そんな池田さんが、豚足を「もっと美味しく、おしゃれに楽しく食べる」提案として、開催している「豚足イベント」をご紹介します。