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何がどう違うの!? マルチビタミンの違い(3ページ目)

色々なメーカーから販売されているマルチビタミン。同じ名前だから、同じような中身なのでは?と思ったら大間違い。実は価格も中身も製品によってかなり違いがあります。マルチビタミンを買う前に知っておきたい、マルチビタミンの違いや選び方を紹介します。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド


毎日を快適に過ごしたい人向け 中用量タイプ

フィットネス

健康意識が高い人におすすめ

中用量タイプは、「体調を少しずつ改善したい」~「今の健康を維持したい」人におすすめのタイプです。「健康を維持すること」を考えて作られた製品です。栄養素の量は、不足症の心配がない下限(推奨量、目安量)と、安全に利用できる上限(耐容上限量)の間に設定されています。中用量タイプの製品は、ビタミンB1やB2の含有量が10~50mgになっています。

書かれている使用量を守って利用していれば、過剰症になる心配はありません。代表的な製品の場合、2倍くらいまでであれば、間違って摂ってしまったとしても過剰症の心配がほとんどないくらいです。
でも、余った栄養素が排泄されることで尿の色が変わる(ビタミンB2の影響で黄色やオレンジ色になる)ため、初めて利用した人は、それに驚いたりするようです。

価格帯は、合成の栄養素がメインのタイプで3~5千円/月。こだわった天然の材料+一部は合成栄養素というタイプで5千~1万円/月程度が目安となります。

代表的な製品:
アクアヴィータ(スーパーマルチビタミン&ミネラル
LIFE STYLE (マルチビタミン&ミネラル
ファイン・ラボ(マルチビタミンプラスII
Kentai(メガパワー マルチビタミン&ミネラル
DNS(ビタミンスーパープレミアム
ニューサイエンス(マルチミネラルビタミン
ヘルシーワン(マルチビタ&ミネヘルシープラス
ヘルシーパス(マルチビタミン&ミネラル


積極的に健康を作りたい人向け 高用量タイプ

野菜

盛りだくさん=量も多い

高用量タイプは、「積極的に体の状態を改善していきたい」~「将来のためのアンチエイジングに取り組みたい」人向けです。高用量タイプは、サプリメント先進国であるアメリカ産の製品を輸入しているのものがほとんどです。そのため、含有量が日本の基準を上回っている場合もあります。すぐに過剰症になるということではありませんが、体調や体質によっては体の負担になる場合もあるので、注意は必要です。高用量タイプの製品は、ビタミンB1やB2の含有量が50~100mgになっています。

主要な製品は、アメリカ産+天然原料を使用している場合が多いということで、大粒のものが多く、飲み込むのに苦労する人もいるようです。また、栄養素の量が多いので、どうしても大粒か粒数が多くなってしまいます。高用量の製品を購入する場合、少量購入で「飲み込めるかどうか」を試してから本格的に購入することをお勧めします。

価格帯は、こだわった天然の材料+一部は合成栄養素というタイプで5千~1.5万円/月程度が目安となります。

代表的な製品:
ダグラスラボラトリーズ(UPXホワイト&ビューティー
LIFE STYLE(マルチビタミンミネラル パック型
美的タウン (ビタミンとミネラルの美的ヌーボ
OGB INTERNATIONAL(i-Nature セレクト
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注意)国内で販売されているマルチビタミンの代表的なものを紹介しています。
複数のマルチビタミンを発売しているメーカーに関しては、代表的な製品を紹介しています。栄養素の量は、ホームページ掲載(2015年4月現在)の情報を参照しています。
紹介している製品は、栄養素の量と、用量によるタイプ分けを紹介するもので、製品の品質を保証するものではありません。また、同じメーカーでもタイプの異なる製品もありますので、購入にあたっては、栄養成分表示をきちんと確認してください。
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